がしがし歩いた
初めての
PARIS

娘たちの春休み。
どこか行きたい。
だんなもジャカルタ駐在がほぼ決定で、このあとのGW以降は
家族旅行がなかなかできそうもなくなるし。
とりあえず、ニューヨークあたりはどうだろう?・・・ホテル、高い・・・や〜めた。
そろそろワールドパークスマイルも使わないとな〜と思ってアワードチケットの検索をかけていたら
エールフランスのパリ便を見つけた。
母も誘って、5人で行くことに決定。
さて、ではホテルを・・・と思って見てみたら、ニューヨークの比ではないほど高い!!
・・・参ったな。
でも、すでに航空券は発券済み。
ベルサイユのホテルとパリ市内のホテルをインターネットで見つけて、予約する。
パリ市内は最初、クリヨンに宿泊しようと予約まで入れたのだが、「子連れにクリヨンはどうかな〜」と
さんざんいろいろな方に意見をいただいたので、たまたまネットで見つけたプラザアテネ裏手にあるホテルに決めた。

だんなの休暇も確約させて、予約から出発まで13日間というバタバタの準備のあと、パリに向けて出発〜

トータルで30kmくらいがしがし・がしがし・歩き回ったパリ旅行、
どうぞご覧あれ。


3月25日(金) ベルサイユへ
3月26日(土) パリ市内へ
3月27日(日) 市内観光
3月28日(月) 市内観光
3月29日(火) 帰国


3月25日(金)

前日、会社が終わってから、娘たちの足りない洋服を慌てて買い足す。
そのあと、晩ご飯をファミレスで食べて、実家へ。
ファミレスで仕事の客先と携帯で電話しまくっているだんな・・・どうやらトラブっているらしい。
・・・明日、本当に旅行いけるのか??

今回の旅行は母も一緒。実家から朝、成田に一緒に向かうことにしている。
朝、6時前に実家を出る。
成田駐車場へは7時すぎに到着。

エールフランスは第1ターミナルのBカウンター。
チェックインのときに「今日のフライトは空いてるよ」と言われる。

そのあと、まだ開いていない銀行(両替)を横目に、NWのラウンジへ。
朝は午後よりも食べるものがいっぱいある。
フルーツとかマフィンとか置いてある。
だんなはパソコンで仕事している。トラブル大丈夫か??と思っていたら客先から携帯に電話があって
トラブルは先方が原因で、すでに解決済みとの連絡だった。
これで心おきなく旅行にいける〜

搭乗時刻になったのでゲートへ。
両替レートを電光掲示で確認すると、成田では1EUR=143円程度。

11番ゲートから搭乗する。
本当に機内はガラガラだった。
だんなもす〜も、3席使って横になってのんびりできるほど。
エールフランスは初めて乗ったけど、NWに比べて機内食がおいしい〜
おまけに「お飲み物は」と聞かれて「スパークリングワインはありますか?」と聞いたら
「シャンパンをご用意してございます」と言われる。エコでシャンパン、すごいな。
フライトの途中にはギャレーにサンドイッチやカップ麺、ビールや飲み物もたくさん用意されている。

12時間のフライトを終えて、間もなく最終着陸態勢に・・・というとき、機内アナウンスが入る。
「今日は、我がエールフランスのアテンダント、みどりさんのラストフライトです」
そのあと、みどりさんが機内を回る・・・ビジネスクラスの座席には彼女の同僚や後輩達がたくさんいて、
花束を渡したり写真を撮ったりしている。
彼女は31年間エールフランスに勤務しているということだけど、最後にこんなに祝ってもらえて
いいな〜・・・と思った。
それにしても、なんだかアットホームな航空会社だなあ、エールフランス。

シャルル・ド・ゴール空港に到着したのは13:40くらい。
バスゲートだったのだけれど、バスが全然来ない。
バスを20分くらい待った。

それから、ターミナルに行って、入国を済ませる。
フランスはパスポートにスタンプを押してくれないらしいのだけど、「押して〜」って頼んだら押してくれた。

ここから、今日はベルサイユに向かう。
インフォメーションでどの行きかたが一番いいか確認したら、RER(高速鉄道)ノートルダム乗り換えで
ベルサイユ・リブ・ゴーシュへ行くのがいい、と事前に調べたとおりのルートを示されたので、
エールフランスの到着するF2ホールからRERのりばのあるCホールまで歩く。
RERのりばのインフォメーションで切符はどこで買えばいいのか聞いたら、チケットカウンターはものすごい列。
自動券売機で買えるかな〜と券売機に並んでいる人が買っているのをちょっと見てみる。
・・・現金がいる??
ヨーロッパの両替レートはすこぶる悪くてオマケに手数料もたくさん取られるからキャッシングしたほうがいいと
教えてもらっていたので、近くにキャッシングマシーンを探したけど見つからなかった(気付かなかった)。
とりあえず少額だけでも両替してしまおうということで、近くにある両替カウンターへ。
急いでいたので、あまりレートも確認せずに替えたらものすごくレートが悪かった。
計算してみたら160円くらい???(汗) 
とりあえず、気を取り直して券売機へ。
でも、前の人たちの買い方を見ていても、イマイチ理解できない。
やっぱりあのカウンターの列に並ぶか〜、と並んだけど、10分くらい待っても全然列は動かない。

やっぱりタクシーで行こう。
ということで、ターミナル2階のタクシー乗り場へ向かう。

途中、1階のところにあった銀行の両替レートは146円。
つまり、両替するなら、今日のレートでは成田が一番良くて、次にフランスの銀行。
両替商のレートはすこぶる悪い、それも、空港RERのりば前の両替はめちゃくちゃ悪いので注意・・・

タクシーは人数が多いと2台になっちゃうかも、ということだったのだけど、ちょうどワゴンタクシーがあり、
それだと5人でもOK。
ただ5人目にはエキストラチャージがかかる。

運転手のおじさんはメーター止めないで途中のガソリンスタンドに寄る・・・をいをい。
ガソリンの料金を払って戻ってきたおじさんは「スタンドに入る前と今の料金の差が3EURだから、最後に
それは引くから心配するな」と言っている。

途中、何度か渋滞して、今日宿泊するベルサイユ・ウェスティントリアノンパレス&スパに到着したのは
16:30近く。
タクシーのメーターは74EUR。ガソリンスタンドの3EURを引いて、エキストラチャージが8EUR。
チップを入れてトータル85EUR支払う。

ラウンジ、朝は
フルーツがある
仕事してるだんな、
ご苦労・・・
シャンパーニュが
用意されている
機内食、こっちは和食
洋食の写真がない・・・
カップ麺、日本からの便は
カップヌードル・ミニ
だんなと仲良くビール飲む 到着前の機内食 この便がラストフライトの
みどりさんと娘たち
シャルル・ド・ゴール空港 RERの駅
インフォメーション向こうの
カウンターはすごい列でした
ワゴンタクシー もうすぐベルサイユ

ホテルはSPGプラチナのだんなとゴールドのす〜のアカウントでそれぞれ一部屋ずつ取っていたのだけど、
チェックインのときにゴールドのす〜に合わせて、旧館の隣あわせの部屋を用意したと言われる。
レートはイースタープロモーション(復活祭の特別レート)で、バフェの朝食つき税・サ込み190EUR/一部屋。
フロントは新館なので、一度建物を出て、旧館へ。
部屋に入ってみると、その古めかしさに愕然・・・「ゴールドのす〜に合わせた」ってことは、だんなのアカウント
だったらアップグレードもあったってこと?
とりあえずフロントに行って一部屋をプラチナアップグレードできるか聞いてみる。
可能だとのことで、新館の2階の部屋へ。
旧館と全然違う〜。天井の高さ、調度品、バスルームの広さ、部屋の匂い(旧館はなんだかヘンな匂いする)・・・
このホテルに宿泊するのだったら、絶対新館に宿泊することをオススメする。

明日からの観光に備えて、カルトミュゼ(パリの美術館フリーパス・ベルサイユ宮殿にも入場できて、1日券18EUR
3日券36EUR、5日券54EUR、18歳以下の子供は無料という美術館が多いので、大人の分だけ買っておけばOK)
を購入したい。
このカルトミュゼはパリ地下鉄などの主要駅や対象となっている美術館の窓口などで買えるというので、
空港の駅で聞いてみたけどなかったので、ベルサイユで買うしかない。
ホテルのコンシェルジェに聞いてみると、ベルサイユでは売っていないという。
調べてもらったらベルサイユ宮殿から駅(ベルサイユ リブ ゴーシュ駅)方向に少し歩いたところにある
ツーリストインフォメーションで購入できるというので、行くことにする。
母と娘たちはベルサイユの庭園を見てくるというので、だんなとふたりでツーリストインフォメーションに行って
無事にカルトミュゼ3日券を購入。

キャッシングをしておこうと駅方向に歩いたけど、なかなかキャッシングマシーンが見つからない。
結局駅からまたインフォメーションに戻ってきて聞くことに。
そしたら、インフォメーションから駅と反対方向に歩いたところにあるとのこと。
少し行ったらすぐ見つかった。
キャッシングマシーンにだんなのメインカードを入れる・・・暗証番号が合わない?
次にす〜のメインカードを入れてみる・・・暗証番号が合わない??ど〜して??
(普段、キャッシングなどしたことがない。それに暗証番号は絶対合っていると思ったのに(帰国後要確認〜))。
え〜、これじゃ、また両替するしかないの?
と、途方に暮れかけたとき、「あ、そういえばキャッシュカードとクレジットカードが一緒になっている
銀行のカード持ってきてるよ」
このカードでキャッシングが出来た。ほっと一安心〜

そのあと、飲み物を買って、ベルサイユの町を散歩しながら、ホテルまで戻る。
・・・町にはキャッシングマシーンがたくさんあった・・・
キレイな町だけど、聞いていた通り犬のフンが多いな。

ホテルに戻って、部屋で母が持ってきたおにぎりとおつまみを食べながら、買ってきた飲み物を飲んでいたら
めちゃくちゃ眠くなってきたので、母と娘たちは旧館の部屋へ。
あとで起きられたら町に出て食事しようということにして、少し眠ることにする。
だんなとす〜もそのまま寝てしまった・・・気付いたら、夜中で、それほどおなかもすいてなかったので、
そのまま朝まで寝ることにした。

明日はたくさん観光しよう〜
おやすみなさい。

ホテルの門 新館 旧館 旧館の廊下
旧館の部屋のベッド 旧館のデスク周り 新館の廊下 新館のベッド
新館のデスク周り 新館のテーブル 新館のシンク(ダブル)
旧館はひとつでした
アメニティは新館も旧館も
同じ
カルトミュゼ、買いに
外に出ます〜
鏡とドライヤー 右がバスタブ、奥はトイレ
旧館はトイレ用ドアはなし
バスローブとバスタオル
母と娘たちはベルサイユ
宮殿の庭園へ
す〜とだんなはカルトミュゼ
買いに(右の建物がツーリスト
インフォメーション)
ベルサイユ リブ 
ゴーシュ駅
ホテルに戻る道
並木とその向こうに見える
夕陽がキレイです〜

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3月26日(土)

朝、6時すぎに目を覚ます。
母たちの部屋に電話したら、みんな起きてた。
7時から朝食の時間なので、7時に新館1階のレストランに行く。
宿泊レートにはバフェの朝食が含まれている。
日本人の宿泊が多いのか、ごはんに味噌汁(粉末のインスタントのものにお湯を注ぐ)、梅干、
日本茶も用意されている。
ごはんはジャーの中に少ししかなくて、硬かった。
次にやってきた日本人家族が食べてたのは、もうすこしやわらかそうなおコメだったので、
もしかしたら、前日の残りだったかも〜
ということで、ここの朝食でおいしいごはんを食べるなら、前に日本人が一組くらいいる時間に
行くのが良いかもしれない(って、そんなの難しいって・・・)
す〜は、お茶碗に日本茶を入れて、そこにご飯入れて、梅干乗せてお茶漬けにした。

ひろ〜い庭園を見ながらの朝食は(子供がいなければ・・・、ついでにお茶漬けじゃなければもっと)優雅だ。

ベルサイユ宮殿が開くのは9時なので、8時半にホテルを出る。
今日は正面から入りたいので(昨日、カルトミュゼを買いに行く途中には、横の門から入った)、
ホテルの前の道(ベルサイユの門から正面に延びている広場と平行の道)をま〜っすぐ歩く。
時計台(どうやら教会らしい)の前を右折して、そこから(誰か知らないが)像をこえて、しばらくすると
ベルサイユ宮殿前の広場に出る。
・・・すごい、ひろい、おおきい・・・圧倒される。
でも、この石畳は歩きにくいぞ。
広場の途中で、「きゃ〜、もうこの位置でカメラに全部収まらないよ〜」と騒いでみる。

門をくぐり、ルイ14世の像に「おじゃましま〜す」と挨拶して、インフォメーションでカルトミュゼ持ってる人は
どこから入ればいいのか聞きに行く。
インフォメーションのところでガイドブックみたら、「B入口(団体用)から入れる」と書いてあった。
係りのお姉さんに同じこと(「カルトミュゼ持ってるならBから入るのよ」と)教えてもらって、案内図もらう。

チケットを購入して入場する人の列は、もうすごいことになっている。
カルトミュゼ、買っておいてよかった〜
Bの入口からラクラク入場。

・・・ベルサイユ宮殿、中もすごい。
きんきらきんの装飾、おっきいドア、転げ落ちそうなほど高いベッド、数々の肖像画・・・
そして、かの有名な鏡の間〜、間・・・ま?これ??
なんか、半分、黒い板(いちおう、キレイに装飾してある)で囲われてるよ??
母が「前に来たときは、ここ、も〜っと長かったわ」と言ってる。
どうやら修復中らしい(後で知った情報によると2007年に修復が終わるとのこと)。
は〜、少し残念。

ぐる〜っと宮殿を見たあと、こんどは宮殿の中にある会議場やその控え室などを見る。
ここは別料金になっているのだけど、カルトミュゼで入れた。

このあと、庭園を見ようと外に出たら、庭園の前にゲートが設けられている。
カルトミュゼを見せてみたら、「これは使えないから、チケット売り場でチケット買うこと」と言われる。
え?ガイドブックには3月末まで無料って書いてあるよ。
ガイドブックを示しながら、聞いてみると「今日から有料なの」・・・なんだと〜
オマケにガイドブックに書いてある入場料は3EUR。でも、チケット売り場に提示されている料金は
6EUR・・・高いよ。
ガイドブック、情報古いみたい。
(これからあとも、料金がことごとく違っていたので、「地球の歩き方'04〜'05パリ&近郊の町」を
持っている方は改訂14版が出るまでは注意〜)
母と娘たちは昨日庭園を少し歩いたというし、このあとグラントリアノンとプチトリアノンまでは
横の道で行けるので、宮殿と庭園をあとにする。

ネプチューンの泉の横を通り、さあ、グラントリアノンとプチトリアノンへ。
(グラントリアノンはルイ14世が愛人と過ごすために立てた離宮、プチトリアノンはマリーアントワネットが
隠れ家として過ごした離宮)
・・・勇んでトリアノン通りに出てみたら、トリアノンははるか彼方にちいさ〜〜く見える。
地図で見てみると、1.5kmくらいある。
途中でだんだんイヤになってきたけど、せっかく来たのだから、と歩く、歩く。
近くまで行くと、まっすぐだとグラントリアノン、右斜めだとプチトリアノン、と道が分かれる。
最初にマリーアントワネットの離宮を見たかったので、プチトリアノンの方に行く。
あれ?建物に入れないの?
とりあえず、庭を見てみる。あ〜、あれが「ベルサイユのばら」でフェルゼンと逢引してた愛の神殿ね。
横の窓からプチトリアノンの中を見てみる。
チケットブースみたいなのは、ある。
・・・なんで入れないの?と正面に回りこんで見てみたら、開くのは12時と書いてある。
げ、今、10:30だ。
1時間半もいられないよ〜。よくよく見てみたら、ガイドブックにもちゃんと12時って書いてあるよ・・・
一気に脱力感、で、娘たちの「ホテルでプール!!」との叫びに負けて、ホテルに戻ることにする。
あとでガイドブック見ていたら、あ〜、やっぱりプチトリアノンの奥の庭園やグラントリアノンを見てくれば
良かった、と後悔した。・・・ここは開館時間に注意!(すっかり9時だと思い込んでいた)

てくてく、てくてく、また1.5kmくらい歩いて、ホテルに戻る。
少し部屋で休んだあと、ホテルのプールに泳ぎに行く。
水、冷たいよ。
娘たちは元気に泳いでる。だんなもそれに付き合ってる。母も元気だ、泳いでるよ。
す〜はさっさと上がって、バスタオルで体ぐるぐる巻きにして、デッキチェアで寝ていた。

13時近くになったので、プールから上がって、チェックアウトして、パリ市内に向かうことにした。

新館は階段もきれい レセプションデスク レストランへの廊下 レストラン
ごはん、あります そのほかにもたくさん ノートルダム教会というらしい ベルサイユ宮殿前の広場
ルイ14世です この人が宮殿作らせました 礼拝堂 豪華なシャンデリア
鏡の間・・・豪華〜 なんだけど、後ろ側は修復中 広大なお庭 会議控え室
ネプチューンの泉の前の
小さい泉
・・・遠い、プチトリアノン やっとここまで来たけどまだ
遠い・・・ここで道が分かれる
プチトリアノン
12時からです
さ、パリ市内へ
庭は見られます。
愛の神殿(?)
ホテルのスパ入口 ホテルのプール

パリ市内へはRERで行きたかったのだけど、荷物を転がして、ベルサイユ・リブ・ゴーシュ駅まで行くのもたいへんだし
パリ市内側も駅からホテルまで歩くのがたいへんそうだったので、タクシーで行ってしまうことにした。
ホテルエントランスから、パリ市内、モンテーニュ大通りのプラザアテネホテル裏、小さなシャンビージュ通りに面した
ホテルシャンビージュの前までは、チップを加えて40EURだった。

今日から3泊、ホテル シャンビージュに宿泊する。
このホテルはネットでパリのレストラン検索をかけているときに偶然見つけたホテル。
4人定員のスイートを予約フォームから申し込んだら、メールで「消防法の関係で、小さなお子様が含まれていても
全員で5名だと二部屋にしていただく必要があります」ということで、デラックスルーム一部屋(260EUR/1泊)と、
スタンダードルーム一部屋(205EUR/1泊)のコネクションで予約した。
レートは税・サ込み、朝食つき。
メールをくれたブランカさんは、こちらがメールすると、とても早く、わかりやすい返事をくれた(英語)。
「レストランなどの予約もしますよ」と書いてあったので、お言葉に甘えて「3つ星シェフのセカンドレストランで、
子連れが大丈夫だったら予約したい」と伝えたら、即座にレストランに問い合わせをしてくれて、予約も入れてくれた。

タクシーを降りて、ホテルに入ると、フロントにいた女性が「お待ちしてました、ブランカです」。
とてもキレイな人。
レストラン予約のお礼をして、日本からのお土産(お菓子・小さい栗まんじゅう)を手渡すと、とても喜んでくれた。

部屋に案内されると、メインドアがひとつあって、その中に入ると正面と右側にドアがある、という作りの
スタンダードとデラックスのコネクションだった。
デラックスルームの方にはソファベッドが1台用意されていて、3人寝られるようになっている。
スタンダードの部屋にす〜とだんなが、デラックスルームに母と娘たちが入ることにした。

荷物を置いてから、観光に出ることに。
ブランドショップの多いモンテーニュ通りに出て、シャンゼリゼ通り方面に歩く。
・・・犬のフン、多し。大通りにはあまりないけど、ちょっと道を入るとたくさん落ちている。
娘たちが「ブランドのお店に入っちゃだめ」と言うので、とりあえず横目に見ながら、シャンゼリゼ通りに出る。

時間は15時近く。
今夜はブランカさんが予約してくれた、ギ・サヴォワのセカンドレストラン「ル・ブキニスト」に行くのが19:30。
ここで何か食べておかないと、夜、食べられなくなっちゃうな〜。

近くにあったイタリアンのお店に入る。
道沿いのオープンエアの席を用意された・・・でも、途中、雨降ってきたりした(屋根はあるので問題なかったけど)。
サッカーワールドカップの予選が明日あるとかで、スイスの応援団が騒ぎまくって道を歩いてた。

シーザーサラダとベジタブルピザとエビのリゾット、ロゼのワインを1本頼む。
これに娘たちのジュースでトータル約70EUR。

パリ市内へ エッフェル塔が見えてきました ホテルシャンビージュ デラックスルーム・ベッド
ソファベッド デラックスルームの室内 テレビ(NHKも映ります) バスルーム
アメニティ トイレ バスローブもあります
スリッパもありました
スタンダードルーム
デスクとテーブル モンテーニュ大通り シャンゼリゼ通り PIZZA PINOというお店
ロゼワイン ベジタブルピザ シーザーサラダ エビのリゾット

さ、今から凱旋門に行くよ〜

途中、ルイ・ヴィトンの前を通ると、改装中だった。
ビルがヴィトンのトランクになってた(笑)

凱旋門へは、コンコルド広場側を背にしてシャンゼリゼ通り凱旋門右手側の歩道にある地下道入口から入る。
さ〜、行くよ〜、というところで、娘Aが「トイレ行きたい」と。
凱旋門の真下まで来て、そこにいた警備の人に「トイレどこ?」と聞いたら、「ここにはない」という。
仕方なく、また来た道を引き返して、シャンゼリゼ通りを渡ると、そこの地下に公衆トイレがあった。
お掃除おばちゃんがいるので、ある程度キレイだった(と、娘が言ってた)。
チップは不要、と張り紙がしてあるけど、あげる人はあげていた。

が、しか〜し、凱旋門の螺旋階段を上がったところに、ちゃんとトイレはあった。
なので、凱旋門で急にトイレに行きたくなった人は、まず登ること。

凱旋門はカルトミュゼが使えるので、螺旋階段入口の係りの人に見せて入る。
ぐるぐる、ぐるぐる。
一番上までトータル284段の階段がある。
・・・結構疲れる。

登りきった〜、と思ったら、そこにトイレがあって、またちょっと上に上がると資料を展示していて、
横にお土産屋さんがある。
そこを通り過ぎて、横の階段から上に登ると、凱旋門の上に出られて、パリの街が一望できる。
ところが、さっきポツポツと降りだした雨が結構な降りになっている。
でも、ここまで来たのだから、と、濡れながらも街を見て、写真を撮る。

降りるのも階段・・・284段・・・。

凱旋門をあとにして、ルイ・ヴィトンの改修中の店のところを右に折れて、ジョルジュ・サンク通りへ。
雨は上がってきた。
ここの途中にヴィトンの店舗があるので、行ってみる。
入ってみると、すご〜い人・人・人〜〜
オマケに私たちは、雨に濡れちゃっていて、このランクの店で相手にされるような格好ではない。
(ヴィトンくらいの店だと、「お買い物をさせていただく」という感じ、だと聞いた)
それでも買う気はあったので、「ご案内しましょうか?」と言ってきた店員に案内してもらう。
「あちらの列にお並びください」と言われて見てみると、すごい人の数。
これじゃ、レストランに間に合わない。
「明日は開いてますか?」と聞くと、「明日とあさってはお休みです」。
そうか、明日は日曜日で復活祭。あさっては振り替え休日なんだな〜。
「その次の日は何時からですか?」「10時からです」
その日は空港に11時過ぎに到着していなければならない・・・。
時間もないし、店員の態度がすごく高飛車で、とても客としての扱いを受けているとは思えなかったので、
あきらめて店を出る。

ホテルへの道すがら、母の持っていたヴィトンのバッグの留め具が外れた。
ヴィトンとは相性悪いのかな?(笑)

ホテルに戻って、ガイドブックを見ていると、モンテーニュ通りにもヴィトンのお店があるのを見つけた。
留め具が外れたままだと困るので、とりあえず見てもらって、できれば買い物もしよう、ということで、
母は服を着替えて、す〜は濡れた服を拭いて乾かしてから行ってみる。
こちらの店の店員さんは、とても紳士的な態度。
留め具を見てくれて、「これだとこちらで直しても10日かかるので、帰国されてから日本のお店に行くといいですよ」
と、応急処置してくれた。
母が持っていたバッグがちょっと使いにくいので、同じくらいの大きさのものを是非買いたい、というので
レストランの予約に間に合う時間ぎりぎりまでバッグを見てみる。

あまりブランド物に詳しくないので(す〜はニューヨークで買ったバッグが唯一のヴィトンなので)、
店員さんに「このくらいの大きさで〜」「モノグラムで〜」とある程度の希望を伝える。
いくつか出してきてくれた中で、母の気に入ったものがあった。
あ〜、いいな、それ、私も欲しい〜。
ということで、母とおそろいのバッグを買うことにした。
さ、レストランの予約時間まであと少し、急がないと〜〜
と思っていたら、店員さんの動作の優雅なこと(悪く言えばノロい)・・・

店を出た母とす〜は、ホテルまでの道を疾走した(といっても、5分もかからないところだけど)。

ホテルで着替えて待っていただんなと娘たちと共に、出かける。
外は雨。それも結構すごい降り。
タクシーを頼んであったのだけど、ワゴンタクシーがないというので、2台になった。
最初にす〜と娘たちが乗ってレストランに向かう。
予定時間通りにレストランに到着。サントシャペル対岸、川沿いのル・ブキニスト。
娘たちと先に店に入ってメニューを見ていても、全然だんなと母が来ない。
先にワインを注文しておく。
しばらくしてやってきたふたり・・・タクシーが全然店の位置をわかってなかったらしい。
タクシー料金はす〜の方がチップ込みで14EUR。だんなの方が14.5EUR。

注文を済ませて、料理が来るのを待っていると、娘たちはふたりとも眠ってしまった。
朝から歩き詰めで、凱旋門まで登って、相当疲れていたに違いない。
でも・・・何もレストランで寝なくても〜。
スタッフの方に「すみません」と言ったら「気にしなくていいですよ」と言ってくれたのだけど、
オーナーとおぼしき男性はあまりいい顔してなかったな〜(当たり前だけど)
料理は美味しいことは美味しい。でも、全体的に味が濃い。
ギ・サヴォワというワインのハーフボトルを追加して、母とだんなとす〜の3人で食事を済ませた。
レストランでの支払いは235.9EUR、これにチップを加える。

ワゴンタクシーをお願いしたら、10分ほどでタクシーが来た。
ホテルまでエキストラチャージ含めて、チップ込みで18EUR。

娘たちに着替えをさせて、寝ることに。
・・・せっかくかわいいワンピース着せたのに〜、寝ちゃってたんじゃ意味ないよね。
ということで、我が家の教訓「子連れの旅行では、いいレストランは予約しちゃいけない」
・・・おやすみなさい。

ヴィトン、改装中 すごいなあ〜 凱旋門 真下に来ました
螺旋階段を登ります ここにトイレあります 資料展示 更に階段を登ります
凱旋門の上からの眺め 出口 これは、誰?(笑) 螺旋階段降ります
サラダ アスパラと生ハム卵乗せ フォアグラのスープ サーロインステーキ
付け合せのおイモ エビ 付け合せの・・・コメ?(笑) ツナ

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3月27日(日)

朝7時に起きる。娘たちと母も起きていた。
7時から11時が朝食の時間。
8時少し前に朝食を食べに行く。

今日のコースは、ノートルダム寺院に行って、サントシャペルとコンシェルジュリーを見て、
ルーブルからオルセーを周るということに、昨日の夜決めておいた。
ノートルダム寺院へは、RERで、ポン・ド・ラルマ(Pont de l'Alma)駅からサン・ミッシェル・ノートルダム駅へ行くのが
最短ルートかな。
ということで、ホテルを出て、セーヌ川のアルマ橋を渡り、RERの駅まで歩く。
天気はあまり良くない。雨が降っていなくて良かったけど、肌寒い。
駅の横にチケット売り場があるので入る。
そこで、カルネ(10.5EUR)と子供用カルネ(5.75EUR・・・だったと思う)を買う。
カルネはRER・地下鉄・バスの共通チケットが10枚一組になっている。1枚で買うと1.3EURなので、何度も乗る人には
これがお得。
他にもモビリスというチケットや、外国人向けのパリ・ビジットというチケットもあるみたいなので、自分の旅行スタイルに
合わせて購入するのがいいと思われる。

駅のホームに入る前に、自分の行きたい方向のホームなのか確認するのを忘れずに。
(す〜たちは、ノートルダムと反対のホームに入ってしまうところだった・・・直前で確認して気付いた)

RERの車内は、思ったよりキレイ。
2階になっていたので、上に行ってみる。・・・地下なので、1階も2階も景色は見えないので変わらんな。
地上部分を走るのなら、2階がオススメかも。

10分弱でノートルダムに到着。
駅を出ると、ノートルダムの鐘が鳴り響いている。
寺院の前に行くと、まだ扉は閉まっていて、みんな並んでいる。
その列に加わって5分くらい待つと、扉が開いて、中に入れた。
でも、ここではカルトミュゼを見せなかった。
あれ?人がた〜くさんいるな・・・
母が「前は、この真ん中を歩いて、向こうまで行けたんだけどな・・・」

寺院の中ではミサが行われている。
係の人がミサのプログラムを配っている。
そうか、今日は復活祭だった。
ちょうどミサの始まる時間に来たらしい。プログラムをもらった。観光客にもくれるのね。
パイプオルガンが鳴り響いたあと、賛美歌が始まる。
司祭さんたちが現れるのを見てから寺院の中を見て歩く。

ディズニーの「ノートルダムの鐘」を見ていたので、「あ、これ、あの場面のステンドグラス〜」と思いながら歩く。

ぐるっとひとまわりして、外に出る。
寺院正面向かって左側(北塔側)に、寺院の上に登る階段の入口がある。
ここは入場料が必要。カルトミュゼが使える。
でも、10分ごとに30人ずつくらいしか入場させていないので、だいぶ列ができていた。
並んで、ちょっと肌寒い中を待つこと40分くらい。ようやく中へ。
まず、バラ窓の階あたりまで、ぐるぐるぐるぐる螺旋階段を登っていく。
係の人が「こちらで待つように」と案内するのが、ちょっとした小部屋。お土産を売っている。
そこで、前に上がった人たちが見終わるのを待たなければならないのか(?)、10分くらい待たされる。

そのあと、また螺旋階段をぐるぐるぐるぐる登って、寺院上部のキマイラの回廊に出る。
周りの景色を見たり、怪物の彫刻像を見たりして、南塔の方へ。
鐘楼の中も見られるというので、小さな入口から中に入ろうとすると、係のヒトに「ちょっと待て」と制止される。
え〜、見られないの?と思ったら、その係の人は中に入って鍵を閉めてしまった。
・・・???
ガ〜〜ンゴ〜〜ン、ガ〜〜〜ンゴ〜〜〜ン、ガ〜〜ンゴ〜〜ン・・・
いきなり鐘が鳴り響く。
ビックリした〜!!
ふええ〜〜〜、耳、痛い。内臓にもガンガン響く。
だんなが鐘楼入口の横に貼ってある紙を見つける。そこには「今日の鐘が鳴る時間」が書いてある。
今、11:15。
この日のミサの途中に鐘が鳴るのは3回。その1回目に見事に立ち会ってしまったらしい。
いつまで続くんだ??
でも、鐘楼の中は見たい。
娘たちは「も〜〜、やだ」と言ってる。けど、絶対見たい。
鐘楼の隙間から、大きな鐘がゆっさゆっさと揺れているのが見えた。
ほどなくして、北塔の鐘楼にある鐘も一緒に鳴り響く。
うわあぁぁぁ〜〜〜、耳ふさいでいても、すごいよ。体中が震えている感じ。
11:30になって、ようやく鐘の音が小さく収束してきた。
あ〜、やっと終わるのね〜、ふ〜・・・
と、安心したのも束の間、再び南塔の鐘がガ〜〜ンゴ〜〜ン、ガ〜〜〜ンゴ〜〜〜ン・・・
北塔の鐘も鳴り始め、2セット目。
またまた15分間我慢する。
ようやく鐘が鳴り止んで、係のヒトが扉を開ける。
中に入り、木でできたせま〜い階段を登ると、そこに鐘の舌の部分だけで500kgもあるという
「エマニュエル」という名前の大鐘がある。
さっき、これが鳴ってたのね。

鐘楼を出て、南塔の螺旋階段入口まで行くと、そこにいた係のヒトが「上に行くか、下に行くか」と聞いてきた。
上に行くと南塔の頂上。
「上に行きたい」と言うと、前に登ったヒトたちが降りてくるまで10分くらい待ってろ、という。
また待つのか〜。
しばらくして、前に登ったヒトたちが降りて行ったので、螺旋階段を登って南塔の上へ。
なかなかいい眺め。
しばらく眺めを楽しんだあと、こんどは一気に寺院の下まで、螺旋階段をぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる降りる。
・・・とても疲れる。

寺院の外に出ると、時間はすでに12:30。
天気はだいぶ回復してきて、陽もさしてきた。
お昼を食べることにしよう〜、と、セーヌ川を渡り、南へ。

朝食を食べる食堂 朝食・フルーツ、ハム、チーズ シリアルとパン、ジャム 出かけるよ〜
エッフェル塔の上、霧の中 バトームーシュのりば RERのチケット売り場 RERのりば入口
電車が来ました 2階部分の席 ノートルダム寺院に着きました 精巧なつくりです
復活祭のミサをやってました 祭壇 ステンドグラス、キレイです こっちもキレイです
ミサのプログラムを
もらいました
修復を行っているという
情報を掲示している看板
ここが塔への入口 階段、すり減ってます
途中のお土産屋さん キマイラの回廊 上から広場を見たところ 鐘楼入口
鐘が鳴り出した〜 今日はこの時間に鳴ります 鐘楼の中の階段 すご〜く大きい鐘です
南塔頂上から見たセーヌ川 横から見た寺院 お昼ごはんを食べようと
ちょっと狭い路地へ
いろんな食べ物屋さんが
密集してました

美味しそうなレストランを探して、歩き回る。
娘Bに何が食べたい?と聞くと、パスタがいい、という。
だいぶ歩いて、サン・ミッシェル橋の近くにあったイタリアンのお店「PIZZA MARZANO」へ。
サラダとピザとデザートがセットになっているのをひとつと、ラザニアとパスタを頼む。
これにビール・ジュース・ワインを頼んで、トータル61EUR。
でも、支払いの段になって、チェックを頼んだのに、店が混んでいて、全然対応してくれない。
他のチェックを頼んだ客も相当イライラしていて、店員のところにまで行って、カードを差し出している。
ウチのカードも、キャッシャーのところに持っていっただけで、そのまま置かれている。
20分くらい待った。上着も着て、もういい加減にしないと、払わないで出てくぞ〜、という感じでいたら
ようやく対応してもらえた。
料理は美味しかったのに、そのあとがダメダメだったので、残念。

店を出て、サン・ミッシェル橋を渡り、サント・シャペルへ。
ここはパリ最古のステンドグラスが有名な教会。
入口ではセキュリティチェックが行われていて、その向こうにチケットを買うヒトの長い列が。
カルトミュゼを持っているので、この列には並ばなくて済んだ。
ガイドブックに「心が洗われるようなステンドグラス」とか書いてあるので、期待を込めて中へ。
・・・え?これ?大したことないような。
横に狭い階段があったので、そこを登って上の礼拝堂に行くと、そこには息を呑むほどの素晴らしい
ステンドグラスが。
思わず「うわあ〜〜〜〜」と声をあげてしまうくらいすごい。
ガイドブックを見たら、ちゃんと「礼拝堂は上下2層に分かれている」って書いてあった。

ここを出て、最高裁判所の前を通り、その向こうにあるコンシェルジュリーへ。
14世紀には王室管理府が置かれていて、革命のときには貴族や革命家たちが収監された。
その中にマリーアントワネットもいたということで、マリーアントワネットの独房の様子を再現した部屋も
公開されている。
・・・贅を尽くしたあとのこの部屋は、さぞ寂しいものだったろうな、と思う。
他にも、人形を使って、監獄の様子を再現している。あまり気分のいいものじゃないな。

コンシェルジュリーを出て、シャンジュ橋を渡り、川沿いを少し歩いて、ルーヴル宮へ。
サン・ジェルマン・ローセロワ教会側の入口から、ルーヴルに入り、美術館へ。
ここもカルトミュゼ利用可。
美術館でゆ〜っくり美術品を見たかったのだけど、娘たちがものすごく疲れているようだったので、
時間があれば、夜まで開いている月曜日に、だんなとふたりで再度来ようということにして、
とにかく、モナリザだけは見ておこうということに。
(でも、「地球の歩き方」には、夜間(21:30まで)開いているのが月・水曜日となっていたのに、
 美術館でもらった案内には水・金曜日、となっている。ダメじゃん。
 ということで、結局、再度来ることはなかった)
半地階のナポレオンホールからドノン翼へ。
ここの2階にモナリザがある。サモトラケのニケを見たあと、なが〜〜いイタリア絵画室を抜けると
ようやくモナリザの展示してある部屋。
娘Bは「あ、コマーシャルのだ(この時期、インテルのCMで、男の子がモナリザをテストの解答用紙に
スケッチする、というのがテレビで流れていた)」というヒトコトで、かの有名なモナリザを斬り捨ててくれた。
帰国後、テレビのニュースで、このあとの4月4日〜6日の3日間、モナリザが新しく出来た展示室にお引越しで
見られなかったということを知った。見られて良かった。

モナリザを見たあと、さっさとルーヴル美術館を出る(もっといたかった)。
ミュゼ・ド・オルセー(MUSEE D'ORSAY)駅からRERに乗って帰ろう、ということにしたのだけれど、
それだったら、駅の真横にあるオルセー美術館を見ないと、ということで、ロワイヤル橋を渡って、
オルセー美術館へ。
ここもカルトミュゼ利用で、並ばずに入場。
だんなと娘たちは、もう美術品を見る気力もない、ということなので、とりあえずミレーの落穂拾いを見せたあと、
ベンチに座らせておく。
母と私は、とにかく、上階と中階で、有名どころを見てこないと、ということで、ドガやルノワール、ゴッホなどを
見て回ってきた。

一通り見たあと、だんなと娘たちと合流して、RERに乗ってポン・ド・ラルマ(Pont de l'Alma)駅へ。
駅からホテルに戻る途中、飲み物を買って帰ろうと店を探したのだけれど、全然コンビニみたいなお店が
見当たらない。
スーパーのような店も、今日は日曜日なので、み〜んな休み。
結局、ホテル通り越して、シャンゼリゼ通りまで出てしまった。
近くにモノプリという深夜まで開いているスーパーがあるというのをガイドブックで調べたのだけれど、
このスーパーも日曜日は休みと書いてあった。ダメじゃん。
(帰国したあとで、パリでは休日の前にちゃんと飲み物とか買っておかないとダメだよ、と教えてもらった。
 もう遅いよ・・・行く前に教えて・・・)
どうしようもないので、近くにあったQuickというハンバーガーショップに入る。
娘たちがハンバーガーも食べたい、というので、少し食べておくことにした。

時間は18時過ぎ。
ホテルに戻り、ちょっと休んだら夕飯に出よう、ということにする。

明日はどこに行こうかな〜、とガイドブックを見ていたら、ものすごい雨の音。
外は土砂降りの雨になっていた。雨が降る前に帰ってきて良かった。

結局、娘たちはそのまま目覚めなかった。
夜11時半、雨もどうやら上がったみたい。
母が娘たちを見ていてくれるというので、だんなとジョルジュサンク通りのヴィトンの近くにある
レクリューズというワインバーに飲みに行くことにする。
この店は夜中1時まで開いている。
だんなと、白・赤それぞれ1杯ずつ飲んで、チーズ盛り合わせを食べる。
隣の席の、アメリカ・ワシントンDCから来たという女性ふたりと少し話をしたりして、1時間のんびりワインを
楽しんでから、ホテルに戻る。

よく歩いた1日だった。足がだいぶ痛いけど、明日も頑張って歩こう〜
おやすみなさい。

PIZZA MARZANO セットのサラダ セットのピザ ラザニア
ペンネパスタ セットのデザート サントシャペル 1階 2階息を呑みました
素晴らしいステンドグラス 外から見るとキレイじゃない 最高裁判所
コンシェルジュリー 人形がブキミです マリーアントワネットの独房
右に座っているのが
アントワネット、ついたて1枚で
監視されています
セーヌ対岸から見た
コンシェルジュリー
パリ市立劇場 ルーヴル宮 サン・ジェルマン・
ローセロワ教会
ルーヴル宮の中へ
美術館のガラスピラミッドを
下から見上げたところ
ドノン翼へ向かいます サモトラケのニケ 長いイタリア絵画室
モナリザは撮影禁止でした
モナリザはこちら→ ルーヴル側から見た
オルセー美術館
オルセー美術館
入口付近
中に入りました 昔、駅舎だったオルセーの
大時計(写っているオジサンは
人形ではありません)
RER
MUSEE D'ORSAY駅
ハンバーガーショップで
ハンバーガー食べます
夜中、だんなとワインバーへ チーズ盛り合わせ ワインの瓶がたくさん

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3月28日(月)

6時過ぎに起きて、7時に朝食。
今日はまずエッフェル塔へ。そのあと、シャン・ド・マルス公園を抜けてアンヴァリッドへ。

朝一で行かないと混んで待つことになるというウワサを聞いていた。
9時半から入れる(夏場は9時から)ということなので、8時過ぎにはホテルを出ることにした。

天気は良くない。雨は降っていないけど雲が低くたれこめていて気温も低め。
エッフェル塔の上が霧の中じゃないといいけど。
アルマ橋に出ると、どうやら霧はかかっていない。このまま天気が悪くならないといいな。
アルマ橋を渡って、セーヌ川沿いをエッフェル塔まで歩く。
塔1階の展望台あたりには2012年のオリンピック誘致のシンボルマークが掲げられている。

塔の真下まで行って、設計者のギュスターヴ・エッフェルの像を見たあと、エレベータに乗る列に並ぶ。
道側から見て、手前右側のところに並んだけれど、左でも良いみたい。
奥(公園側)左は修復作業で閉鎖中だった。奥の右側は階段で登る人専用の入口なのか、階段の絵が
描いてある看板が掲げられていた。

だんなが高所恐怖症なので、一番上まで行くのを渋っていたのだけれど、せっかく来たんだから登らないと。
ここはカルトミュゼが使えないので、チケットを購入する。
1階・2階・3階(一番上)のどこまで上がるかによって金額が異なる。
おとなは1階4.1EUR、2階7.5EUR、3階10.7EUR。
こども(12歳以下)は1階2.3EUR、2階4.1EUR、3階5.9EUR。
ちなみに、階段は2階まで上がることができて、おとな3.8EUR、25歳以下(学生ということなんだろう)3.0EUR。

9時半になって、チケットブースが開く。
チケットを買って、すぐ横にある入口からエレベータのりばへ。
のりばの横には、すごく大きいポンプが上下してエレベータを動かしているのが見える。
3階展望台の276mまで、水圧ポンプでエレベータを上げるということがガイドブックに書いてあるけれど、
今も水圧なのか油圧になっているのかはたまた電気で上下させているのかは知らない。
エレベータに乗ると、1階の展望台までは斜めに上って行く。1階で一度ドアが開く。
2階まではそのままのエレベータで上がる。
2階でエレベータを乗り換えて、3階まで。今度は垂直に登る。
だんなは3階へのエレベータへ乗った直後から固まってた。
外の鉄骨に作業服を着たマネキンがぶら下がっていたりする。

3階の展望台は2層になっていて、下がガラス越しに街を見わたす展望台、上がオープンエアの展望台。
オープンエアの方は、ワイヤーで落ちないようにされているだけで、腕とかを外側に出せる。
カメラなどを落とさないように注意。

まだ雲が低いので、それほど遠くまでは見通しがきかないけれど、それでもとってもいい眺め。
しばらく眺めを楽しんだあと、エレベータに乗って2階の展望台へ。
ここもぐるっと一回りしたあと、今度は1階&地上へのエレベータに乗って下に降りる。
この頃には、エレベータを待つ人がすごい列になっていた。

シャン・ド・マルス公園の中をエッフェル塔を眺めながら、旧陸軍士官学校前まで歩く。
晴れてきていて、歩くと少し汗ばむくらい。

さ、ここからエッフェル塔を背にして左に折れて、アンヴァリッドに向かおう。

エッフェル塔にやってきました エッフェルさんの胸像 真下から見上げてみます 料金表
真ん中の黄色いのが
エレベータ
これからエレベータに
乗ります
ポンプ? エッフェル塔の上から見た
セーヌ川
シャン・ド・マルス公園 2階展望台 下に降ります 手乗りエッフェルをやりたい
娘A
アンヴァリッドに向かいます
おねえちゃんのマネをしたい
娘B
この建物は何?
平和・和平といろんな国の
言葉で書いてあります
ちょっと離れるとこんな感じ

トゥールヴィル大通りを歩き、アンヴァリッドへ。
ここはルイ14世が負傷廃兵の収容設備として建てた、とガイドブックに載っている。
ガイドブックでは、セーヌ川側の前庭から中庭に進み、サン・ルイ教会、ドーム教会へ、という記述になっているが、
す〜達はエッフェル塔側から来たので、まずドーム教会に入り、サン・ルイ教会の地下祭室にあるナポレオンの墓所を
見てから、軍事博物館、サン・ルイ教会の礼拝堂、中庭から前庭、というルートになる。
ここはカルトミュゼ利用可。

ドーム教会の天井画、素晴らしい。
教会の周りには、ナポレオンが亡くなったセント・ヘレナ島からナポレオンを連れて戻ってくるところの像や
ナポレオンの棺(レリーフ?)が置かれている。
ここの中央祭壇の後ろを回りこむと、地下への階段があるのでそこを降りてナポレオンの墓所へ。
ぐるっと一回りして、再度階段を上がって、ドーム教会の外に出る。

ドーム教会入口の向かって左の廊下を歩いていると、何かの入口があったので、とりあえず入ってみたら、
ここが軍事博物館だった。
ミサイルや武器、ジープなどが展示されている。日本の特攻隊のマネキンもあった。

軍事博物館を出て、中庭の方に回りこむと、サン・ルイ教会の入口がある。
中に入ってみる。
ここのパイプオルガンはベルリオーズ作曲のレクイエムの初演に使われたとか。

教会を後にして、前庭からアンヴァリッド前の道に出て、セーヌ川方向に向かう。
また天気が悪くなってきていて、今にも雨が降り出しそうな感じ。
エールフランスのアンヴァリッド・エア・ターミナルを右手に見て、アレクサンドル3世橋へ。
橋を渡って、グラン・パレとプティ・パレの間を歩く。
グラン・パレとプティ・パレは改修中。

そこからシャンゼリゼ通りに出て、右に折れて、コンコルド広場へ。
ルクソール神殿から持ってきたオベリスクが立っている。
だんなと新婚旅行でエジプトに行ったときに「こっちの片方はフランスに持っていかれちゃったんですよ〜
パリに行くことがあったら、是非見てくださいね」とツアコンに言われた。
結婚11年にして、ようやく見に来られた。
でも、一番上が金色に装飾されていて、ヘンだな。
そういえば、アレクサンドル3世橋の像も装飾されてたり、他のところも金色にされていたり。
母が以前来たときには、金色にはなっていなかったということらしいのだけれど。
・・・何でかな?いまいち、悪趣味のような気がするんだけど。

おなかも空いたし、何か食べよう、ということになって、フォーブール・サントレノ通りあたりでレストランを
見つけようと、ホテル・ド・クリヨンの横のロワイヤル通りに出る。
ここで、す〜が地図を見間違えていて、マドレーヌ教会をその手前にあるクリストフル博物館だとすっかり勘違い。
このあと、延々と、それも全然気付かずに、マルゼルブ大通りをサントギュスタン教会まで歩くことに。
地図を見間違えているから、当然、サントギュスタン教会も後でガイドブックでその名前を知ったのだが。
とりあえず、どこでもいいからお昼を食べようと話していたのだけれど、そこらへんのレストランはみんな休み。

おかしい〜(汗)どこを歩いているのかわからなくなった。
だいたい、私しか地図を見ていないので、当然だんなも母もどこを歩いているのか見当もつかない。
ただ、ここから左に行けば、シャンゼリゼ通りがあるのは確かだ。
でも、左といっても、斜め前方向に行く左なのか、ちょっと戻る感じの左なのか、それがわからない。
ちょうど通りかかったカップルに道を聞いたら、男性の方が「あ〜、ここは、大体この辺だから、こっち」と
指をさすのだけど、横の女性が「ホント?」という顔をしていたので、イマイチ信用できない。
とりあえずお礼を言って、また途方に暮れかけていると、イヌの散歩をさせていたおじさんが、「どうしたの?」
と話しかけて来た。
「シャンゼリゼまで出たいの」と言うと、「それなら、こっちに行けばいいんだよ」と教えてくれた。
助かった。

しばらく歩いて、エリゼ宮の横に出たので、そこを折れてロン・ポワンの方に向かう。
いい加減おなかが空いたので、ロン・ポワン・デ・シャンゼリゼの手前にあるレストランに入る。
赤ワインと、野菜のスープ、アスパラのソテー、エビのグリル、牛肉のカルパッチョ、魚のグリル、ポークリブを頼む。
サカナもあるし、白ワインも欲しいということで、ハーフの白も頼む。
美味しかった。特にリブロースはちょっと味が濃い目だけど、赤ワインにとっても合って美味しかった。
トータル146EUR。

店を出て、シャンゼリゼ通りを渡るとそこはモンテーニュ大通り。
一度ホテルに戻って休むことにする。

アンヴァリッドに来ました。
ドーム教会
天井画がきれいです ナポレオンの棺
セント・ヘレナ島からの帰還 祭壇 ナポレオン像 軍事博物館
サン・ルイ教会礼拝堂 パイプオルガン アンヴァリッドの前庭 ここからセーヌ川方面へ
アレクサンドル3世橋 エールフランスの
エアターミナル。ちょうど12時
セーヌ川を渡って、後ろを
振り返る。橋とアンヴァリッド
シャンゼリゼ通り。
凱旋門方面
シャンゼリゼ通り。
コンコルド広場方面
ホテル・ド・クリヨン コンコルド広場のオベリスク サントギュスタン教会
このレストランで食事 パン、美味しいです 野菜スープ アスパラソテー
エビのグリル 魚グリル ポークリブ 牛肉のカルパッチョ
白ワイン(ハーフボトル) 赤ワイン(フルボトル) レストランを出てホテルへ ホテル近くのアパート
窓辺にいたワンちゃん

ホテルに戻り、母と娘たちは部屋で休憩。
す〜はというと、ガイドブックで見つけて、どうしても行ってみたいところがある。
パリ市下水道「Les Egouts」。
何で下水道なんかに・・・?と思われるかもしれないが、す〜は今でこそ会社では部内データ管理システムを
構築しているが、結婚した当時は上下水道関係のオートメーションシステム設計をしていたのである。
業務内容は変わったけど、部署は変わっていないので、「下水道」を見ないわけにはいかないでしょ、ということで
ガイドブックで見つけたときから行こうと思っていた。
場所はノートルダム寺院に行くときにRERに乗ったポン・ド・ラルマ(Pont de l'Alma)駅のすぐ横、アルマ橋のたもと。

時間は15時。
ガイドブック情報では、パリ市下水道は冬は16時、夏は17時までとなっている。
だんなに「どうしても行きたいから、休んでるんだったらひとりで行って来るよ〜」と言うと、「一緒に行く」
というのでホテルを出る。

アルマ橋を渡るとき、上空を見上げると、どう見ても降るだろう、という雨雲がもくもく。
でも、ここから傘を借りにホテルまで戻るのも面倒だ、ということで、そのまま行くことに。
橋を渡りきると、すぐ、左手に入口があった。
ここはカルトミュゼが利用できる。って、下水道見せるのに、入場料取るのか?という感じではあるけど。
ガイドブックを見ると、入場料は3.8EUR。400円以上も払って、こんなの見に来る人、いるのかね?
でも、入口で入場料払っているオジサマ3人がいる。

階段を降りていくと・・・ああ、下水道特有のニオイ。って、もしかして??
もしかした。
中は、太い下水道管やその点検をするマネキンの展示を抜けると、実際に流れている下水路がそのままむき出しだった。
マジですか?臭いんですけど。
その下水路に沿って、展示物が並べられていて、すごいんですけど。
とりあえず展示物もちゃんと見て、展示パネルもフランス語わからないので適当だけど見て、ふ〜ん、とわからないなりに
感心して、30分くらいかけて歩いて周った後、地上へ。

雨〜!!
それも、結構ひどい降り。
出口は入口と少し離れたところにあったのだけど、入口のチケットブースは屋根がある。
そこで雨やどりをすることにした。
30分くらいそこにいた。
他のカップルもたくさんいて、みんなラブラブで、ちょっとドキドキ・フシギな感覚の雨やどりだった。
道を結婚式を終えた新郎新婦とその親戚が乗っている車列が通ったりして、結構楽しかった。

雨が上がったので、ホテルに戻る。
歩き回って喉が渇いたのでホテル1階のラウンジでビール(有料)をだんなと飲む。
楽しかった、下水道(笑)。

夕方になって、明日帰国なのでお土産を買わないと、ということでシャンゼリゼ通りのスーパー・モノプリへ。
凱旋門に登ってパリの夜景を見たかったのだけど、まだ夜景を見られるような時間ではないので、
一度ホテルに荷物を置きに戻ることにした。

20時前に再度ホテルを出る。
ジョルジュサンク通りからシャンゼリゼ通りに行き、凱旋門に向かう。
またまた284段の階段を登り、一番上へ。
エッフェル塔、フラッシュライトがキラキラして輝いている〜
うわ〜すごいな〜
写真を撮ったりしていたら、20:10くらいに、フラッシュライトが消えて、ごくゴクフツーのライトアップになった。
あれ?もしかして、すごくタイミングいいときに来たのかな?
(あとで、帰国便で隣になった方に聞いたら、毎時10分ずつフラッシュライトになるんだそうだ)

凱旋門から降りて、来た道を戻り、ホテルまでの途中にあるブラッスリー、シェ・クレマンで食事することに。
シーフードのお店。
白身魚のカルパッチョ・ワサビクリーム添え(ワサビアイスが添えてあった・・・甘かった)、パスタ、カニ、
そして貝のプレート(牡蠣、ムール貝、小さい貝(タニシみたいなの)、エビが乗っている)を頼む。
ワインはハウスワインの白を(あまり美味しくなかった)。
ここの支払いは90EUR程度。

ホテルに戻って、荷造りをして、おやすみなさい・・・
もう明日は帰国。早いな。

さて、パリ市下水道を見に・・・
雨降りそう
ここです チケットブースです 下水道管
点検作業する人(マネキン) 下水路がむき出し パリ近郊から下水が集まる 処理方法
下水管をお掃除するボール 雨やどりのあと、晴れ間が 夜の凱旋門 シャンゼリゼ通り
キラキラのエッフェル塔 ライトアップしたエッフェル塔 シェ・クレマン カルパッチョ
サラダ シーフードパスタ カニと海鮮 牡蠣、美味しかったです

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3月29日(火)


帰国の朝。
乗る便の出発時間は13:15なので、11時過ぎには空港に着かなければ。
ということで、10:30にワゴンタクシーを頼んでおいた。

8:30に朝食を食べて、それから最後の荷造り。
帰国前に、どうしてもモンテーニュ通りにあるブルガリの店に行きたかったので、10時に行こうと思っていた。
朝、再度ガイドブックで位置を確認していたら、ブルガリは10:30〜となっている。
・・・他の店、全部10時からなのに。
このガイドブック、前にも記述したとおり、情報が古い部分があったので、「もしかしたら10時からに変更になってるかも」
と淡い期待を抱いて、荷造りを終わらせて母と娘たちを部屋で待たせて、だんなとふたりでモンテーニュ通りへ。
・・・10時半からだった。玉砕。
でも、来月、イタリア行くから、そのときに見ようとあきらめる(その後、イタリアをやめてニューヨークにしてしまった)。

10:20にホテルに戻り、チェックアウト。
ブランカさんがレセプションにいたので少しお話する。
そのうちにタクシーが来た。
ブランカさんに快適な滞在のお礼を言ってからホテルを出て、空港へ。

途中、高速で対向車線が大渋滞していて運転手が「オレは、これを戻らなきゃならないんだ」と機嫌悪そうに
つぶやいている。
気の毒だとは思うけど、そんなの知ったこっちゃないよ〜

11:10に空港到着。
チェックインはエリート会員カウンターでもできるらしいのだけど、エコのカウンターも空いていたので
そこでチェックイン。
そしたら「バラバラの席ね」と言われてしまう。
え〜・・・
「4人は並んで取れたけど、ひとりはBの席(3人掛けの真ん中)ね」
え〜・・・
「どうしてもダメなの?」と聞いたら「マンセキ」と日本語で言われた。ううむ〜

空港でデタックス(税金分を戻してもらう)手続きをして、ラウンジへ。
NWプラチナエリートでないとスカイチームラウンジには入れないと思っていたのだけれど、どうやら入れるみたいなので
ラウンジへ行く。
ラウンジは激混みで、すごい人。
なんとか2人・3人と分かれてしまったけれど座れた。
下に降りていく階段もあって、あとで見に行ってみたら下のほうが空いていた。
飲み物にシャンパーニュも用意されていて、だんなとふたりでシャンパーニュを飲む。
プラスチックのコップで飲んでいたら、飲みすぎた〜

搭乗時間になったので、ゲートへ。
すでに搭乗は始まっていたので、乗り込む。
す〜がひとりのB席に行くことにした。
A席には、娘さんがエッフェル塔が見えるアパートで暮らして、パリで働いていている、という年配の女性。
飛び立つまで少しお話した。

次に気付いたら、すでに機は巡航高度に入っていた。
爆睡してたらしい。離陸も気付かなかった。

機内食を食べたあと、後ろのギャレー付近でずっとだんなとおしゃべり。
ギャレーでは飲み物やカップラーメンを用意していてくれるので、人がたくさん集まってきて、宴会状態になっていた。
中にはイカやタコの燻製を持ってきて、白ワインやビールを飲みながらおしゃべりしているオバサマ方も。
後部の方の座席にサッカーのアンダー14(14歳以下)の日本代表一団も乗っていて、そのうち彼らがカップラーメンを
食べに来て、ギャレーはさながら屋台状態・・・すごいな。
(彼らはイタリア遠征のあと、パリ経由で帰国らしい)

映画「レイ」を見たり、少しうたたねしたり。
成田到着1時間半前に2度目の機内食が出る。
そのあと定刻より20分ほど遅れて翌30日、8:10頃に成田到着。

車に乗って、子供たちは春休みが終わるまで母に見ていてもらうので実家に寄って、そのあとだんなとふたりで
家に帰る。

初めてのパリ、あわただしかったけど楽しかった。
ユーロがもう少し安くなったらまた行きたい。

ホテルシャンビージュの
レセプション
ロビーラウンジです ロビーラウンジのカウンター ロビーラウンジその2
ブランカさん
色々ありがとうございました
タクシーで空港に向かいます
オルセーあたり
空港に到着 スカイチームラウンジに
入れます
混んでいて席が
離れちゃいました
搭乗ゲート 機内食・・・魚 成田到着前の機内食

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旅行記はこれでおしまい〜

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