だんなの赴任先からちょっと足をのばした夏休みの旅行
ちょこっと
ボロブドゥール

だんながジャカルタに赴任してから2ヶ月経過。
駐在が決まる前に夏休みはイタリアへ行こうと航空券も予約済みだった。
だんなは夏休みが取れそうもない、というので娘たちと3人でイタリアに行こうかな〜
と考えていたら、だんなが「休み、もらえそうだ」と。
それじゃ、イタリアか〜♪
と考えていたら、「ごめん、その週、水曜日に重要な会議が入った」
・・・じゃあ、週末と月・火曜日を利用して、ジャカルタから3日間くらいで行ってこられるところを。
それだったら、娘たちもす〜も行ったことのないボロブドゥールを見に行きたいな。
ホテルは、どうせならアマンジヲに泊まろう。
だんなのインドネシアIDで半額で宿泊できるし。
(KITASというIDカードを持っているとインドネシア国内のほとんどのホテルが正規料金の半額で宿泊できる)
だんなにホテル予約とジョグジャカルタまでの国内線予約を依頼。
ホテルはアマンジヲのボロブドゥールプールスイート(正規料金1000USD++(インドネシアは21%)の半額)、
国内線はガルーダインドネシア航空を予約。
す〜と娘たちは、まずバンコク経由でジャカルタへ飛ぶ。
(ジャカルタ滞在記は別立て(まだ作成してない))
ジャカルタに入った次の日から2泊3日で行ってきました、ボロブドゥール。
旅行記と呼ぶにはあまり内容がありませんが、どうぞご覧下さい。


7月31日(日)
8月1日(月)
8月2日(火)

7月31日 ジョグジャカルタ→ボロブドゥールへ

前日、夜ジャカルタ入りして、ちょっと寝たな〜、と思ったらもう出発の時間になっていた。
朝8時半に運転手に来るように言っておいた。
日曜日だったので渋滞はなし。
スカルノハッタ空港には出発の2時間も前に着いてしまった。
乗る便のチェックインカウンターが開くのを少し待って、チェックイン。
シティカードのゴールド会員が入れるラウンジで、ビンタン飲みながらの〜んびりする。
ここのラウンジは、タフゴレン(揚げ豆腐)やらクルプックウダン(揚げえびせん)やらお粥やら、
いろいろ食べるものがある。
タフゴレンとフライドポテトはその場で揚げてくれる屋台みたいなのがラウンジの中にある。

ゲートに行って搭乗を待っていると、30分以上遅れるというアナウンス。
定刻より40分ほど遅れて離陸。

1時間ほどでジョグジャカルタに到着。
タラップを降りて、ターミナルへは歩いて移動。

到着ロビーでアマンジヲのスタッフが出迎えてくれる。
日本人が、ウチの他に一緒に来ていた2組のご夫婦。
それと欧米系のグループが1組。

それぞれ別の車でアマンジヲに向かう。
事前にあるHPで、「ここでプランバナン遺跡に向かうか聞かれたので、行くと言ったら連れて行ってくれた」
みたいな記述があったので、聞かれるのかな〜と思っていたら、何も聞かれなかった。
「プランバナンは見られないの?」と運転手に聞いてみたら、「この時間だとものすごく暑いよ」。
う〜む、プランバナンはまたの機会かな。

今日は国内線に乗ります ラウンジ こんな機内食が出る
ツナサンドでした
ジョグジャカルタに到着

ジョグジャカルタの街と、途中の小さな街を抜けて、車はボロブドゥール遺跡のゲートの前を通過。
・・・もっと大きいのかと思ってたけど、意外とこじんまりしている。
それに、もっともっとうっそうとした森の中にひっそりとたたずんでいるところを想像していたのだけど、
しっかり公園が整備されている。

そこからは、どんどん田舎道を走っていく。
ボロブドゥールの門から約10分ほどでアマンジヲに到着。
前を走っていた、欧米人を乗せた車が、アマンジヲの入口の小窓のようになっているところから
ボロブドゥールが見える場所で一旦停車。
をを〜、これが、ウワサに聞いていた、「ここからボロブドゥールが見られます…ようこそ、アマンジヲへ」
って運転手がうやうやしく(?)挨拶してくれる、ってやつね。
次は、ウチの番だ〜・・・と思っていたら、素通り?
あれ?「ようこそ・・・」は??
ううむ〜

入口に着いたら、女性スタッフが出迎えてくれた。
こちらへどうぞ、と案内される先にはフラワーシャワーを用意している女の子たちが。
「写真、写真撮らなくちゃ〜」とデジカメを用意しているす〜の先で、だんなと娘たちが立ち止まっている。
写真を待ってるのか?
慌てたように花を撒く女の子たち。
あとでだんなが「女の子達がぼ〜っと突っ立っていたので、スタッフが『ほら、はやくかけなさいよ』って
インドネシア語で言っていたよ」と教えてくれた。

チェックインはオープンエアにになっているロビーで。
ウェルカムドリンクは「何がよろしいですか?」と聞かれて「シャンパン」というとシャンパーニュが出てくるよ、
という話を聞いていたので、ワクワク。
おしぼりと一緒に「はい、これ」って感じで出されたのは、ジンジャー何とか、っていう
舌にぴりぴりくる、ちょっと刺激の強いドリンク。
娘たちにも「飲めるかな〜?」って・・・
横でチェックインしていた欧米系の人たちも、あとから来た日本人たちも、その飲み物だったので、
シャンパーニュがウェルカムドリンク、というのはなくなったのかな?

女性スタッフが予約内容を確認していく。
・・・全然笑顔ないんですけど。
今くるよをスレンダーにした感じの、近所の井戸端会議好きなおばちゃんがちょっとムッとしている感じ、
というのをイメージしていただくといいかもしれない。
話し方も、恐い感じだし、とにかく、何だかこのスタッフ、とっても疲れているのだよ。どうして?
「す〜さん一家はボロブドゥールの早朝ツアーに参加することになってるけど、明日はもういっぱいなの。
だから、あさっての朝ね」
え、そうなの?事前予約しておかなきゃいけなかった?
仕方ないな。
「明日はどうする?マッサージするの?」と聞いてきたので、
す「マッサージはお願いしたいけど・・・」
スタッフ「何時?」
す「ん〜、そうだな、2時くらいかな」
スタッフ「2時、2時ね!」
・・・す〜が、マッサージのコースとかは?と聞こうとしたら、さっさと立ち上がって、予約確認に行ってしまった。
それも、立ち上がる時に、なんと・・・天下のアマンジヲのスタッフ様がですよ、
「はああああ〜〜〜〜〜」って大きなため息ついて。
だんなとす〜は顔を見合わせて「?????」
あとで「コースがいろいろあるけど・・・?」って聞いたら、「明日、明日」と言っているので、明日選べばいいのだろう。
(と思ったら、もうジャワニーズマッサージに決まっていたのを次の日、知る)

そのあと、部屋に案内される。
予約したカテゴリは、ボロブドゥールプールスイート。
お部屋の外にプールがあって、その向こうのガゼボからボロブドゥールが見えるんだろうな〜
ワクワク。
お部屋も、プールもガゼボも申し分ない。
娘たちは早速着替えてプールへ。
す〜とだんなはガゼボでのんびりしよう。
ほえ?ボロブドゥールは??
ガゼボから立ち上がって、プールサイドの端っこの方から眺めると、ちいさ〜くボロブドゥールが見える。
そんなもん?
とりあえず、電話かけて、この部屋のカテゴリが本当にボロブドゥールプールスイートなのか聞く。
間違いなくそうだ、と言われたので、「もっと見えるところの部屋はないの?」と言ってみたら
「これからチェックアウトするひとたちがいるので、その部屋に変わるか」と聞かれたので、
いちど見せてもらってから、どちらの部屋にするか決めることに。

す〜たちの部屋はNo.4で、階段状になっているアマンジヲの上のほうにある部屋。
変わるかと提示された部屋はNo.27で、下の部屋。
スタッフの控え室入口が部屋のまん前にある(上の方の部屋の真下にスタッフルームが配置されている)。
No.27の部屋とプールとガゼボ付近を見せてもらったら、メインプールからガゼボが丸見え。
ロールスクリーンみたいなのはあるけど、これじゃのんびりできそうもないな、ボロブドゥールは確かに
正面に見えるけど〜。
ということで、最初の部屋のままにした。
他の部屋ではカウチソファが置いてある場所に、す〜たちの部屋は娘たち用のエキストラベッドが入っていた。
部屋を変わるとなると、エキストラベッドも移動させなきゃならないので、スタッフもほっと一安心、かな(笑)。

娘たちは、部屋のプールがとても気に入ったらしく、全然上がってこようとしない。
だんなとす〜はガゼボでごろごろして、おしゃべりして過ごす。
夕方になってきたので、ガゼボにあるキャンドルに火を灯してみたりした。

娘たちをようやくプールから上がらせて、シャワーを浴びて、部屋の外にあるバスタブに浸かる。
・・・ここ、壁は高く作られているけど、上はオープン。どこかから見えないのかなあ?
ここでもバスタブの横にあるキャンドルに火を灯して、ロマンティックな雰囲気に・・・
って、娘たちがバカ騒ぎしているので、全然そんな気分に浸れない。
アマンジヲは、やっぱり、落ち着いたオトナだけで来ることをオススメしたい。
でも、話に聞いていた「最高のサービス」は、どうなってしまったのかな?

エントランス No.4の部屋 ここがお部屋への入口 プールとガゼボ
プールから部屋を見たところ ガゼボ ガゼボから部屋をみたところ デスク
ベッドその1 ベッドその2 ベッドの上にディレクトリが ディレクトリの上には
「起こさないで下さい」の札
椅子とテーブル 部屋の奥から
入口を見たところ
エキストラベッド シンク
(反対側にももうひとつ)
クロゼット
(反対側にももうひとつ)
トイレ 左がシャワールームで
右が外のバスタブへの出入口
シャワールームのアメニティ
バスタブ…外にある アメニティとキャンドル バスから部屋を見たところ1 バスから部屋をみたところ2

おなかがすいたので、レストランに行く。
18時くらいだったのだけど、ほとんど人がいない。外側の、キャンドルライトだけで食事するようなテーブルに
ついてしまったら、メニューが見えない。
木でできた懐中電灯を持ってきてくれたので、ゆっくりメニューを見ていたら、雨がぱらぱらと降ってきた。
内側の屋根のあるところに移動。
だんなと「シャンパーニュでも飲むか〜」と言って、モエ・エ・シャンドンを注文する。
あとは適当にアラカルトから料理を注文。
フィレステーキ、ソトアヤム、ベジタブルピザ、ナシゴレン(チルドレンメニューから)、ミネストローネスープ
めちゃくちゃな頼み方をしたのだけれど、いろいろ食べられておいしかった。
パンもなかなかおいしかった。
トータルで日本円にして2万5千円くらい、だったかな。
ピザはほとんど食べられなかったので、部屋に持ち帰ることに。

部屋に入ったら、いつものごとく、す〜はそのままベッドに沈み込む・・・
おやすみなさい・・・

で、夜中に目を覚まして、「あ、ピザ」とおもむろにピザを食べて、だんなを起こす。
「一緒に食べよ〜」と半分寝ぼけているだんなの口にピザを突っ込んでいく。
だんなをこんな風に目覚めさせておいて、「さ、もう一眠りしよ〜」と自分だけさっさと寝る。
これが、このあと、ひどいことになった原因か?
それともドクンの呪いか?・・・
(インドネシアでは、「黒魔術」を行う「ドクン」と呼ばれる祈祷師がいて、嫌いな相手に苦痛を与えるように
 ドクンにお金を払って呪いをかけてもらうんだそうだ・・・って、誰に呪われているんだ??)

レストランへ〜 レストランから
ボロブドゥール方面
レストランから
エントランス方面
外は暗い〜
アボガドのサラダ ナシゴレン ボロネーズ ソトアヤム
ベジタブルピザ フィレステーキ ステーキのつけあわせ おやすみのスイーツ
(部屋に置いてあった)

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8月1日 アマンジヲ滞在

4時ごろ、一度目が覚める。
横を見ると、だんながいない。
あれ?もしかして、アタシの寝相が悪いのが嫌になってガゼボでまったりしてるのかな〜?
庭を見てみるけれど、いない。
もしかして、娘たちと寝てるのかな〜?
娘たちのベッドを見てみるけど、いない。
・・・捨てられた?アタシと娘たち。
え〜っ、パパ、どこ〜〜?「パパ〜、パパ〜」と半分寝ぼけながらぶつぶつ言いながら探したら、
だんなはトイレにこもっていた。
「胃が痛い」
「え?・・・胃?」
だんなと出会ってからいままで、おなかは壊すことはあっても、胃痛はなかったような?
(飲みすぎのときを除く)
特に旅行先で胃腸を壊したことは皆無だ。

とりあえず様子を見てみることにする。
ボロブドゥールの日の出ツアー、結果的には今日じゃなくてよかったな。

夜が明けても、全然良くなる気配がない。
とりあえず、起きて歩けそうだということで、朝食を食べに行くことにする。
朝食の時間は11時まで。すでに10時半をまわっていた。
だんながレセプションに行って、薬をもらえるか聞いてきた。
あとで持ってきてくれるそうだ。

予約の時に朝食が含まれるか聞いたら、宿泊料に50USD++追加で朝食をつけられるということなので、
それでお願いしておいた。
アラカルトメニューの、それぞれのカテゴリ(ジュースもしくはフルーツ、シリアル、卵料理、メイン)から1品ずつ
選べるということなのだが、メインって…ナシゴレン・ミーゴレン・ブブルアヤム(おかゆ)。
みんなでそれぞれ1品ずつ頼んでみたら、めちゃくちゃ量が多かった。
ナシゴレンやミーゴレンは、夕飯と同じ値段で同じ量。
結局、食べ切れなかったので、部屋に運んでもらう。

食事の途中で、クリニックのスタッフがだんなに薬をもってきてくれた。
薬代は無料だった。

それにしても、朝食のときのレストランのスタッフにも笑顔がほとんどなかったな。

部屋に戻って、子供たちはプールで遊ぶ。
だんなはずっと苦しんで寝てる。
す〜は、だんなの症状を電子辞書に入っている「家庭の医学」でいろいろ調べたりしていたけど、
飽きたのでベッドサイドやガゼボで読書していた。

14時からマッサージなので、その前に子供たちをプールから上がらせて、お散歩しに行ってみる。
階段を下に降りていくと、いきなりそこは畑になっている。
メインプールへは、昨日のNo.27の部屋の前を通り、畑方向にのびている細い通路を通っていく。
メインプールの先だって畑。
畑の向こう側にボロブドゥールが見える。

すれ違うスタッフがみんな「スラマット・シアン(こんにちは)す〜さん、す〜だんなバイク(よくなった)?」
って話しかけてくる。
「ティダ、バイク〜(よくないよ〜)」って答えておく。

今度はレストランを抜けて、ロビーを抜けて、エントランスから少しだけ山方向に歩いてみる。
テニスコートはあるけれど、あとは畑・畑・畑〜
のどかだけど、あまり楽しくはないなあ。
エントランスの横を行くと、アマンジヲのアートルームがある。
ボロブドゥールの絵が展示してあって、販売もしているらしい。

夜明け前のガゼボ
・・・だんな、いない
レストランからは
ボロブドゥールが見える
胃薬をもらうだんな 朝食
シリアル
フルーツ パン コーンのお好み焼き
みたいなの・・・アボガドソース
ミーゴレン
目玉焼き オムレツ ナシゴレン お散歩に行ってみる
階段降りたらそこは畑 この細い通路を抜けると メインプールがあります エントランス側に行ってみる
この小窓からボロブドゥール
が見られます
周りは畑ばかり 戻ろう… エントランス脇
アマンジヲアートルーム
(こっちは文字部分彫ってある)
アートルームの中 アマンジヲアートルーム
(こっちは文字浮き彫り)

部屋に戻って、14時少し前にスタッフが迎えに来たので、マッサージに行く。
No.16の部屋をスパルームにしている。
娘たちも見ていたい、というので、一緒に連れて行く。
メニューを見て、2時間コースのトリートメントがいいなあ〜、なんて思っていた。
だんなに「2時間くらい、戻ってこないから、ゆっくり休んでてね」

No.16の部屋に入ると、ほとんど英語しゃべれないおばちゃんがインドネシア語で話しかけてくる。
横のデスクにメニューとオイル類が置いてあったので、「この中から選ぶの?」とジェスチャーで
聞いてみると「マッサージ、マッサージ」とメニューの「ジャワニーズマッサージ:1時間」のところを指差す。
え?選べないの?
トリートメントのところを指差すと、「ベソッ(明日)、ベソッ(明日)」
明日はボロブドゥールに行ったあと、もうジャカルタに戻るんですが〜
まあ、ジャワニーズマッサージでもいいか。

「ストロング?ミディアム?ソフト?」(ここだけ英語)と聞かれるので、ミディアム、と言ったら結構痛かった。
特に足首あたりとすねのあたりがとっても痛かった。
終わったあとは気持ちよかったけど、オイルの香りがイマイチかなあ。

部屋に戻ったら、だんなが「だいぶ良くなったかな〜」というので、メインプールに行くことにした。
(もちろん、だんなは泳がなかった。す〜は水着に着替えて、少しだけ泳いだ)
プールに行くと、スタッフが、さっとデッキチェアにバスタオルをかけて整えてくれる。
しばらく娘たちと泳いでいたけれど、飽きたので、娘たちを泳がせておいて、す〜は読書する。

陽も落ちて、だいぶ暗くなってきたので部屋に戻る。
小腹が空いたので、ナシゴレンとミーゴレンでも食べようかな〜と思ったら
(部屋はエアコン入れておいたので、まだ大丈夫だろうと思っていた)、さっさと全部片付けられていた。

今夜はプールサイドでバーベキューパーティーが開かれる、とかいう案内があったな。
チェックインのときに、どうするか聞かれたけど「また明日決めるよ」と言っておいた。
まだだんなの調子がイマイチ。
でも「何とか食べられるかもしれない」というので、プールサイドに行って見てみて、ダメそうだったら
レストランで軽く食べようということで、まずメインプールまで行ってみる。

メインプールに行ってみたら、真っ暗。
どうやら、バーベキューの案内に対して予約を入れた人が少なかったみたい。
真っ暗なプールはし〜んと静まり返っている。
娘たちは「なんか、こわ〜い。早くレストランに行こうよ」と言っている。
引き返して、レストランに向かう。

レストランでは、外のエリアでバーベキューの準備がなされていて、テーブルの上にはバーベキューメニューが
乗っている。
でも、このコースは胃の調子が悪いだんなにはムリかな?
アラカルトで頼むことにする。
胃の調子が悪いというのに、ワインは飲めそうだというので、チリ産の赤ワインを頼む。
今まで飲んだことのない銘柄だったので、「あとでラベルをください」と頼む。

ワインを飲んだら、少しずつ調子が良くなっただんな。
食事の途中で、ジャワニーズダンスが始まる。
女性4人のダンスを見ている途中に、だんなが「あれ?今、すごくラクになった。肩から何か抜けてったみたい」
・・・え?なにそれ?
「ドクンの呪いが解けたのかな?」
・・・んなわけ、ないでしょ。
でも体調が良くなったのは事実で、頼んだ食事もほぼ完食した。

これで、明日のボロブドゥールも大丈夫だね。

食事の途中に、チェックインのとき担当だった女性があいさつに来た。
笑顔だった。最初からその笑顔で対応して、と思った。

そのあと、スタッフがボロボロのちぎれた紙切れを持ってきた。
「はがせませんでした」
・・・え?ワインのラベル、そのままはがそうとしたの?
笑いをこらえて「もう、いいよ」。

部屋に戻って、明日の早朝のボロブドゥールツアーに備えて、早めに寝る。
おやすみなさい。

スパに向かう No.16の部屋の中 マッサージおばちゃんと娘 マッサージ受けます
夕方のプール こんな山すそにあります すっかり暮れました 夕方のメイン棟
レストラン横で演奏する人たち ジャワニーズダンス ソトアヤム フィレステーキ
だんなが頼んだ
ジャワスタイルのチャンプル
盛り付けられたところ
だんなとす〜でシェアしました
スタッフに撮ってもらいました アマンジヲ一押しの
チョコレートスフレ(めちゃ甘!)

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8月2日 ボロブドゥール

朝4時半、モーニングコールがある。
す〜はその前から目が覚めてしまっていたのだけど。

準備をして、4:50にライブラリへ行く。
「何か食べるか?」と聞かれたけれど、帰ってきてから朝食を食べることにするので今は要らないと答えておく。

空港からアマンジヲまで乗ってきたのと同じ車に乗って、ボロブドゥールへ。
途中、遺跡のある公園内のホテルに立ち寄ってツアー用の懐中電灯をもらう。

駐車場で車を降りて少し歩くと、闇の中にたたずんでいるボロブドゥール遺跡が見えてくる。
遺跡の下まで歩いて、そこから階段を登り始める。
暗いので、懐中電灯で足元を照らしながら。
大ストゥーパ(塔)の1段下まで登っていって、そこで日の出を待つ。
す〜は、まだ薄暗い遺跡の中を歩き回ってみる。

日の出は6:10くらい。
ムラピ火山の中腹から日が昇ってくる。
なかなか荘厳な雰囲気。

6時半過ぎに頼んでいた日本語ガイドがやってきたので、少しずつ説明を受けながら降りていく。
ストゥーパ(塔)は、9段目は正方形の窓、それより下の階はひし形の窓になっているのだけど、
これは、ひし形の部分は、まだ修行が完全に終わっていないので、心に迷いがある状態を指すらしい。
この斜めの石の部分が、右に転がると、3段目(?5段目だったかな?)から修行しなおし、
左に転がると、一番下まで戻って修行しなおし、なんだとか。
9段目まで修行が進むと、心が平静になる、ということで、ストゥーパの窓のカタチが安定した正方形に
なっているのだそうだ。

それ以外のボロブドゥールについての解説は、娘Aがこの夏休みの自由研究に、ジャカルタ&ボロブドゥールの
ことをまとめたページに詳しく記述してあるので、こちらを参照していただきたい。

闇に浮かぶボロブドゥール ライトアップされています 階段を登ります 街の明かりが遠くに・・・
遺跡の中はまだ暗いです 懐中電灯で照らしてみます 少しずつ  → 明るくなってきます
歩き回ってみます 出口(ウラ)側 入口の方に回り込んで→ 正面です
あ、早く戻らないと日の出が 3人はここで待ってました 中の仏像が見られるように
上の部分が取ってあります
すっかり明るくなりました
後ろの山並みが、仏様が
寝ているように見えます
日の出です 雲が多かったけど
ちゃんと見えました
すっかり明けました
ストゥーパ越しの陽の光です 正面側 いちばんの美男子と
いわれている仏像
足、組んでます〜
だいぶ陽が高くなりました ガイドさんに撮ってもらった1枚 各階にこんな門番がいます ヒンズー教のレリーフ
ボロブドゥールは石を
積み上げた遺跡です
仏門に入ってみるす〜
(嘘です)
1階部分のレリーフ ボロブドゥール見学終了
す〜の格好が、ワンピース
とかいうアニメの主人公
ルフィーに見えるって(??)
2度目の修復時の記念碑
スハルト大統領のサイン
修復に協力した国々。日本も
あります。でもいろいろ持って
いっちゃったオランダはない
資料館へ 資料館のうしろに
ボロブドゥール遺跡が見えます

遺跡見学を終えたあと、アマンジヲには象に乗って戻ることになっている。
9時、象のりばから、象に乗る。ここから約1時間半の行程。
重さのバランスを考えて、だんなと娘B、娘Aとす〜、というペアで1頭ずつに乗る。
象の上に椅子があって、そこに布が敷いてあるんだけど、この布が・・・なんとも言えない香り・・・だったりする。
(汗臭い、というか何だかすえたニオイがする〜・・・まあ、気にしなければそんなに気にならない、かな?)

す〜たちが乗った象は、やんちゃで、ずっと道端の草を鼻でがしがし引き抜いてむしゃむしゃ食べていた。
象使いのおじさんが用意したミントタブレットも大好きで、鼻を後ろのほうに伸ばしてくるので、
おじさんが貯金箱にお金を入れるような感じでタブレットを鼻に投げ込むと、クチに持っていって食べる。

道を大きくそれたので、「あれ?エサになる草でも食べるのかな?」と思ったら、どんどん川の方へ。
まさか、川の中を歩くなんてことはしないよね?と思っていたら、ざばざばと川の中を進む。
そのあと、田舎の家々の間や畑の中を抜けて、ホテルに向かう。
途中、小学校の校庭にいた子供たちが「ガジャ、ガジャ」(象=ガジャ)と言って追いかけてくる。
おい、小学校からそんなに離れたところまで出てきちゃって、いいの?
(子供たちはしばらくついてきたあと、手を振りながら、学校に戻っていった)

象は、ところかまわずフンをするので、潔癖症の人にはあまりオススメできないかも・・・

アマンジヲに到着して、象たちにエサをやって、象さんツアーは終了。

それから、レストランで朝食を食べて、部屋に戻る。
娘たちはまたプールに入っている。

12時半ごろに荷物をまとめて、13時にチェックアウト。
レセプションに行って手続きをしようとスタッフを見ると、「あれ?どこかで見たことがあるような?」
そしたら、「わかりますか?わたし、ボロブドゥールで日本語ガイドした、ハディです」
ガイドのときの服装とアマンジヲのスタッフの服装が全然違うので、わからなかったよ〜
以前はボロブドゥールでガイドの仕事だけをしていたのだけど、今では、アマンジヲのスタッフになって
ガイドもしている、ということだった。

宿泊・食事・マッサージ・ボロブドゥールの日本語ガイド、などなど全部合わせて日本円にして約21万円だった。

エントランスでオーナーはじめスタッフの方々に見送られてアマンジヲをあとにする。
空港へは行きと同じ車で送ってもらう。
14時過ぎにジョグジャカルタ空港に到着。

15時半のガルーダでジャカルタへ。

ヤル気、ある? ねえ?ホントにヤル気ある? 一応、ヤル気は起きた様子 こんな道を進みます
畑の向こうにボロブドゥール 川の中にも入っていきます 小学生が集まってきます のどかな風景
す〜は最初の30分で飽きた。
娘たちはとっても楽しんでいた。
す〜たちが乗った象の名前を
娘Aが聞きたがったので聞いた。
モーリーという名前だそうだ。
ヤンチャで食いしん坊な
「象のモーリー」
のんびりのんびり進みます 到着〜、ごくろうさま 象使いのおじさんもおつかれさま
朝ごはん食べます 昨日頼まなかった
フルーツヨーグルト
昨日頼まなかった
ブブルアヤム
昨日頼まなかった
ハムチーズサンド(おいしい)
レセプションの前にある
ライブラリ、日本語打てる
パソコンもあり
レセプション ハディさんと一緒に写真を。
ボロブドゥールの仏像の手を
みんなでやってみました
ジョグジャカルタ空港
さあ、ジャカルタへ
チェックインカウンター 出発ロビー タラップのぼります〜

アマンジヲのサービスについては??な部分も多かったけど、もっと長い時間いたら印象は違っていたのかも。
でも、す〜は飽きっぽいので長い時間はいられないだろうな〜

ジャカルタ滞在記は、現在鋭意構想中(いつになったらできることやら)

ということで、ボロブドゥールの旅行記はこれにて、おしまい〜

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