だんなと、はじめてのイタリアへ
ミラノ&ベネツィア
気ままなふたり旅
だんなが一時帰国する11月上旬。
どこかに行きたい、できれば家族で。
でも、娘たちをそんなに休ませるわけにはいかないし。
今回はあきらめるかな〜と思いつつ、母に相談してみると、娘たちを見ていてくれるという。
その話が決まったのが出発予定としていた日の2週間前。
それから行く場所を検討、カリブはまだハリケーンが来るかも(実際に、出発前に来てたみたいだし)
やっぱりヨーロッパかなあ、だったら、アテネとかどう?とホテル検索してみたら、宿泊したいとこは満室。
じゃあ、イタリア?娘Aがイタリアに行きたがっていたので、横でぶ〜ぶ〜文句を言っている。
でも、航空券も問い合わせてみたらミラノイン・ベネツィアアウトのオープンジョーで取れるし、
泊まりたいホテルも取れるみたいなので、決定!10日前には全ての手配を終わらせて、
あとはだんなの帰国を待つのみ。
・・・と思ったら、買ってきたガイドブックには「ミラノでダヴィンチの「最後の晩餐」を見るには予約が必要」と。
なんだって〜!行けば無条件で見られるのかと思っていた。
電話番号が載っていて、そこに電話しろ、とか書いてある。英語?
とりあえずだんなに電話させるけど、なかなかつながらない・・・何度もかける。
ようやくつながったと思ったら、「11月29日までいっぱい」と言われたらしい。
え〜、どうする?日本の予約代行は、高いし・・・とりあえずいろいろ調べてみて、ダメだったら今回はあきらめよう。
ネットで検索をかけたら、イタリアの予約代行してくれるところ(リンクはここをクリック)が見つかった。
予約方法は以下の通り
ここのページの最後の晩餐のバナーをクリック。
行きたい日と人数と希望時間、オーディオガイドの要・不要、申込者の情報、引き落としカード番号を入力して申し込み。
予約ができたかどうか3営業日以内にメールが届く(す〜のところには次の日予約できたとメールが来た)。
メールを開くとURLが書いてあって、そこにアクセスすると自分専用の予約確認書が表示される。
それを印刷して、指定時間に最後の晩餐の受付カウンターに持って行けばOK。
(ただし、空いている時間で希望に近いところが指定されるので、時間に余裕がない人はダメかも)
予約代行料金は1回につき5ユーロ弱。料金はすべてカードでの引き落とし。
ここで予約を完了して、最後の晩餐もOK.。
だんなが帰国してバタバタと出発の日を迎える。
また下調べもほとんどなしの旅行(ミラノからベネツィアの移動手段くらいは調べたが)。
どんな旅になるのだろう・・・ま、とりあえず、行ってみよう〜!
ということで行ってきました、ミラノ&ベネツィア。
11月2日(水) ミラノへ
11月3日(木) ミラノ滞在
11月4日(金)ベネツィアへ
11月5日(土)ベネツィア滞在
11月6日(日)〜7日(月)帰国
2005年11月2日(水)
娘たちを学校に行かせる。母は昼頃に家に来てくれることになっている。
アリタリア航空ミラノ行きは14時成田発。10時ごろ自宅を出発する。
今日は日暮里から京成スカイライナーで成田へ。
チェックインを済ませ、銀行でお金を引き出してから出国。
ブルガリに行って、欲しいピアスを見る。店員さんから「今、ユーロ高だし、イタリアで買うより、ここの方が安いです。
イタリアのクルーの方も、ここでお買いになりますよ」と言われる。
12月末にもまたここに立ち寄ることになるし、とりあえずイタリアで見てから、ということにする。
そのあと、少額だけ両替しておくことにする(現地でキャッシングの方がレートがいいし、便利)。
ユーロは出国のあとの銀行より、出発ロビーのみずほ銀行キャッシュコーナー横の両替の方がレートが良かった。
それからラウンジに向かう。
いつものNWラウンジで、自宅に電話して、母が無事ウチに到着していることを確認。
だんなといい旅行になることを願って乾杯。
搭乗時刻になり、本屋さんで機内で読む本を買ってからゲートへ。
今日のフライトはほぼ満席。
機内ビデオシステムの調子が良くないということで、本を読む→寝る→本を読む・・・を繰り返す。
東野圭吾著の犯人が最後までわからないという本を2冊買って、だんなと1冊ずつ読んだけど、だんなも私も
「犯人は誰なんだ〜・・・」ともやもやした気分のまま、ミラノに到着する。現地時間の18時40分くらい。
ミラノ・マルペンサ空港の入国審査は、「本当にこんなんでいいの?」というようないい加減さ。
ニットにジーンズという格好のどう見てもアルバイトにしか見えない(本当かどうかは知らないけど)係員が
質問も何もなく、写真もチェックせず、パスポートのスタンプもどこに押せばいいかなんて考えもせず「ばんっ」って
スタンプ押して入国完了。入国カードもない・・・
預けた荷物はないので、外に出て、ミラノ中央駅行きの6番のバス停に行く。
係のおじさんからチケットを買う。ふたりで10EUR。
バスは国内線ターミナルを経由して、約1時間でミラノ中央駅に到着。
駅であさってのミラノ発ベネツィア行きのトレンイタリア・ES*(イーエススター)の切符を買っておく。
あらかじめ紙に「4th Nov. 12PM 2Adult MILAN to VENEZIA 1St」(11月4日
12時 おとなふたり
ミラノからベネツィア ファーストクラス)と書いておいて、それを見せる。
ふたりで57.84EUR。
ミラノ中央駅の正面から外に出て、ホテルに向かう。
今日はミラノ中央駅から歩いて行ける(はず)、フォーポインツ・バイ・シェラトン ミラノセンターに宿泊。
(税・サ込み朝食つきで145EUR)
詳細地図がなかったので、「ここら辺だろ」という感じでガイドブックの地図を見ながら歩いていたら、
わからなくなった(汗)・・・
近くにあったデリに入って店員さんに聞いてみたら、横にいた客のおじさんが「ここをまっすぐ行って、
次の交差点右に曲がってすぐ」と教えてくれた。1本違う道を歩いていた。
駅からは10分かからないくらいの距離。
チェックインのときにプラチナアメニティは何がいいか聞かれる。500ポイントがなかったので、ワインにした。
フルボトルの赤ワイン1本。
部屋に入り、赤ワインが届いたあと、食事しに外に出る。
ガイドブックを見て、ちょっと遠くまで行こうかと思っていたけど、疲れたのでホテルから出た通りにある店を
何件か見て、一番お客さんが入っていそうな(ここら辺のレストランは中が見られないようになっている
ところが多い)レストランを選ぶ。
あまりたくさん食べられそうもないので、パスタとリゾットを1皿ずつと付け合せのポテトとほうれん草、
スパークリングワインを頼む。
料金は45EUR。
すでに時間は22:00。それでも、みんな前菜・パスタ・メイン・デザートと食べている。すごいな・・・
・・・と、あとでホテルでガイドブックを見ていたら「リストランテではコースで注文をするのが普通」と書いてある。
帰国したあとにも、同じ職場の以前Jパックというツアーの添乗員をしていた女性に「あら〜、教えておけば
良かったわね、イタリアのレストランでは、それが当たり前でコースで食べられないんだったらピッツェリアとかに
行くか、店で「あまりおなかすいてないので、パスタだけでもいい?」と聞くのよ」と言われた・・・
以後気をつけよう。
ホテルに戻ったのが23:00。日本時間はすでに次の日の朝7時、おはよう日本見ながら就寝。
明日はどうしようかな・・・おやすみなさい。
アリタリア航空機内食 和食 |
洋食 | 到着前の機内食 | マルペンサ空港に到着 |
マルペンサエクスプレスに 乗る |
ミラノ中央駅までは 約1時間 |
ミラノ→ベネツィアの 切符を買っておく |
切符売り場入口 |
駅コンコース | ミラノ中央駅、大きいです | フォーポインツ・バイ・シェラトン | 入口 |
ベッド | テーブル | デスク&テレビ | シンク |
バスタブとトイレ | アメニティ | レストランへ | パンとプレッツェル |
店内 | リゾット(ポルチーニ茸) | パスタ(シーフード) | ポテト・・・多い |
2005年11月3日(木)
今夜宿泊のホテルは、ドゥオーモ真横のグランドホテル・ドゥオーモ。
今日はドゥオーモを見たあと、その近辺を散策してから最後の晩餐を見に行く、というルートにしよう
(と、朝決めた)
ということで、朝食のあと、すぐホテルをチェックアウトして、グランドホテル・ドゥオーモに向かい、
チェックインの時間まで荷物を預けておこうということにした。
朝食はホテルのグランドフロアにあるレストランで、バフェ。
私が料理を取りに行っている間に、だんながコーヒーを頼んでいた・・・カプチーノが飲みたかったのに〜
のんびり朝食を食べたあと、部屋に戻って荷物をまとめたあと、9時前にチェックアウトする。
タクシーを頼んで、グランドホテル・ドゥオーモに向かう。
途中、道が混んでいて、細い路地を走ったり・・・コンパクトカーのCMみたいだった。
タクシーはそれほど安くなく、料金的には日本と同じような感覚。
荷物が少ないのだったら、地下鉄がいいかも。
ホテルに荷物を預けようとしたら、もうチェックインできる、とのこと。
予約しているのはスイートルーム。でも、ウィークエンドレートというキャンペーン価格で約60%オフになっていて
250EUR(税・サ・朝食込み)。
一番低い階ではあったけど、部屋に入ってみるとメゾネットタイプ。
窓際に階段があって、窓からはドゥオーモの左サイドが目前に迫って見える。
右の方には、ドゥオーモ広場が見える。
部屋の調度品はイマイチだけど、この価格でこの部屋なら、まあまあかな。
2階部分にあるベッドルームも、どことなく寒々しいけど、この価格なら、こんなもんかな。
ただ、バスルームは、シャワーブースが「後からつけました」って感じなの以外は、広々として気に入った。
荷物を置いて、早々にドゥオーモを見に出かける。
ドゥオーモ広場に出て、ドゥオーモを見て・・・愕然。
ガイドブックに「ドゥオーモのファサードは2005年8月現在工事中」と書いてあって、ファサードが何なのか
全然調べもしなくて、この修復中の覆いを見て、建物の前面部分だということを知るのであった。
最近、こういうのが多い。ニューヨークに行った時も、メトロポリタンがこんな感じだった。
仕方ないな〜、と気を取り直し、広場を散策して、それからドゥオーモの内部に入る。
入るときには荷物検査がある。
中はとても広い。ステンドグラスもすばらしい。
横には、たくさん司教たちの遺骨が納められているガラスケースがある。
遺骨というよりは、ミイラだな・・・娘たちが見たら、きっと夜眠れなくなるに違いない。
真正面のステンドグラスのところは、旅行者は立ち入れないようになっていた。
ドゥオーモの屋上に登るので、一度外に出て、正面から向かって左側(ホテル側)に行く。
手前に階段の入口があって、その向こうにエレベータの入口がある。
階段ではひとり4EUR、エレベータはひとり6EUR。
やっぱり、ここは歩いて登らないと〜(別に2EURをケチっているわけではない(笑))。
ということで、階段の入口へ。窓口で料金を払って、階段を登る。
まあるい螺旋階段ではなく、四つの辺をぐるぐる登っていく造りになっている。
まず屋根の底辺部分に出る。
そこをファサードに向かって歩き、そこからまた少し階段を登ると、屋上。
そこから、また背面方向に向かって歩いて、少し階段を登ると、背面の上のほうに出られる。
しばし、ミラノの街の眺めを楽しむ。
そこから、来た道を引き返し、階段を降りて、ドゥオーモの観光終了〜。
朝、部屋から外を見たところ | 朝食・バフェ | こんな感じ | グランドホテル・ドゥオーモ |
部屋の鍵 | ソファ | メゾネットの下の階 | 階段途中から見るドゥオーモ |
右を見るとドゥオーモ広場 | 2階バスルーム シンクとシャワーブース |
アメニティ | プレゼントのバスフォーム (荷物になるので置いてきた) |
バスタブ | シンクはダブルシンクです | ベッド | フロントで鍵を預けて |
ドゥオーモ広場 | ミラノは路面電車が たくさん走っています |
広場からガッレリアを見る | 広場には鳩がいっぱい |
ファサード修復中 | ドゥオーモ内部 | 正面のステンドグラス | 一部分を拡大 |
階段で屋上へ | 登りま〜す | 階段途中からの眺め | 尖塔がたくさん |
彫刻の間から広場を見る | 屋上 | だんなが撮ってくれた お気に入りの1枚(笑) |
屋上から見た広場 |
ドゥオーモ広場をあとにして、ガッレリアを歩いてみる。
ルイ・ヴィトンの新店舗があったので入ってみる。
小さなポーチでも娘たちへのお土産にするかな・・・と思ったのだけど、せっかくイタリアに来たのだから
ブルガリの方がいいかな〜と思い、スピーガ通りへ向かう。
途中、モンテ・ナポレオーネ通りでいろいろなブランドに目を奪われながらも、ブルガリへ。
でも、ミラノのブルガリは品揃えが少ない。値段を見てみると、やっぱり成田のお姉さんの言うとおりだった。
成田で買っておけばよかったな〜、とちょっと後悔。
ベネツィアの方が入りやすくて感じの良い販売員で人気があり、手ごろなアクセサリーの品揃えも充実
している、とガイドブックにあったので、ベネツィアに行ってからにしよう。
そろそろお昼ご飯を食べないと・・・ということで、とりあえずホテルの近くまで戻ることに。
ここでガイドブックを見て、「お昼の前にスカラ座とスカラ広場くらいは見ておかないと・・・」と、
サン・フェデーレ教会の前を抜けて、スカラ広場へ。
どこでお昼食べようかな〜といろいろ悩みながら歩きまわって、結局ガッレリアまで戻ってきてしまい、
どうでもいいやモードになって、ガッレリア内のピッツェリアに。
席に着いてから、対面にワインバーがあるのを発見して、そっちにすればよかったと後悔。
おまけに、ここ、日本語をペラペラ話す店員がいて、「ピッツァにしよ〜」と言ったら
「ピザ、美味しくない、こっちの方がおすすめ」とか言ってくる。
美味しくないならメニューに出すなよ・・・と言いたくなったのだけど、あまりにも「やめた方がいい、美味しくない」
と言うので、すすめられたの(よく覚えていないが魚を焼いたのがサラダの真ん中に乗ってるというようなもの)と
シーフードパスタを注文。これにワイン白・赤1杯ずつ(美味しくなかった)とビール1杯で、45EURくらいしたような。
カード不可でレシートももらわなかった(というか、お釣り持ってくるときにレシートがなかった)。
大失敗の選択だった、と思う。
ガッレリア | ルイ・ヴィトンの新店舗 | スカラ広場 | ダヴィンチの像があります |
路面電車が走ってます | とりあえず食事〜 | すすめられた一皿 (それほど不味くはなかったが) |
シーフードスパゲティ |
一度ホテルに戻って、またすぐに外出。
こんどは「最後の晩餐」のあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に行くために地下鉄に乗る。
(正確には「最後の晩餐」は、教会の左側にある旧ドメニコ派修道院の食堂だったところにある)
Duomo(ドゥオーモ)駅からM1線に乗ってCADORNA F.N.M(カドルナ)駅へ。
地下鉄の切符を買う自動券売機はとても少ない。
おまけに買い方がよくわからない。
窓口で買おうとインフォメーション(●に「i」と白抜きで表示されている)に行ってみたら長蛇の列。
券売機に戻って、「う〜む」と悩んでいると、地元の人が買いに来たので見ていた。
「おお〜、それでいいのか」と同じようにやったら買えた。
ガイドブックには「地下鉄構内の切符売り場、券売機、新聞売り場、ATM表示のあるバール、タバッキなどで
販売している」と書いてあるので、そういうところで買ったほうがいいのかもしれない。
自動改札に切符を入れて、日時を刻印するとバーが動くようになっている。
改札を入って、右と左にある階段の横に停車する駅名が表示されているボードがあるので、自分の降りたい
駅名の書いてあるほうの階段を降りていけば目的の電車に乗れる。
ドゥオーモ駅から3つ目がカドルナ駅。
駅を出ると、背後にはミラノ北駅がある。
ここからサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会までは歩いて10分弱。
でも、ここらへんの道は、斜めに交わっていたりするので、地図を見ていても、途中どこを歩いているのか
あまりよくわからなくなったりした。
マジェンタ大通りを通って、協会へ。
教会に到着したのが14:20。
予約のときに指定されている時刻は15:15。
まだ1時間近くある。でも、ダヴィンチ博物館を見に行っていたら戻ってこられないだろうし、
隣のサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、昼休みを挟んで、15時から開くことになっているのでまだ開いていない。
窓口に行って、予約がちゃんと出来ているか確認したら、大丈夫だった。
時間通り15:15に来ればいい、と言われた。「オーディオガイドが二人で4.5EURで借りられる」と言われたので
「すでに予約してあるよ」と言ったら、バウチャーを調べて「あ、ホントだ」と(ちゃんと確認するべし)。
しばらく、教会の前の広場でベンチに座ったりそこら辺を歩いてみたりしていた。
教会の前には、ヘンなイタリア人おじさんが何人かいて、声をかけてくるので、ちょっとウザかった。
だんなと離れて歩いていたら「チャーミングね〜」みたいに声をかけてきたので、「あれ、だんな」(会話は英語)
と言うと、そそくさと離れていった(笑)
まだまだ時間があるので、だんなと通りを挟んだ向かいにあるカフェ(バール?というのかな?)に
入ってみることに。
だんなはビール、私はカプチーノを頼んで、立ち飲み。料金は4.7EUR。
15時になって、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会が開いたので、先に見ることにした。
15:15になったので、窓口に行って、予約確認書を出す。
チケットとオーディオガイドのセットを渡される。オーディオガイドを借りる時にパスポートを預ける。
待合室に行って、次の扉が開いたらスイッチを押すように言われる。
待合室で待っていると、同じ回の団体(欧米系)が入ってきた。
扉が開いたのでスイッチを入れた。でも、すぐ切れちゃう。何度やってもダメなので、係員に
「バッテリーがないんじゃない?」と言ったら、「受付に行け」と言われたので戻る。
カセットレコーダーの電池を入れ替える受付のお姉さん・・・早く〜、見る時間、少なくなっちゃうよ。
慌ててさっきの扉を抜けて最後の入口のところまで戻ると、まだ団体さんも待っていた。
時間が来て旧ドメニコ派修道院の食堂に入る扉(もちろん、今は自動)が開く。
中に入ると、右手に「最後の晩餐」が描かれている壁がある。
団体さんが真ん前に行っちゃうんだろうな〜、バッテリーが切れなかったら一番前だったのに・・・
と思っていたら、団体さんにはガイドさんがいて、正面からは少し横にずれたところで解説している。
なので、思う存分、オーディオガイドを聞きながらダヴィンチの絵を鑑賞。最後の晩餐は撮影不可。
時間は15分あるので、近くで見たり、遠くから見てみたり、横の壁の飾り絵を見てみたり、最後の晩餐と
対極の壁に描かれているキリストの十字架刑のフレスコ画を見てみたり(こっちはモントルファノという人の絵)。
もうすぐ15分・・・最後に「最後の晩餐」を眺めて、今度は娘たちにも見せよう・・・と思う。
入ってきたのと反対側の扉が開いて、鑑賞終了。
パスポートとオーディオガイドを交換して、外へ。
レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館は16:50まで。
急げばまだ見られる。
急いで歩いて博物館へ。
入場料はひとり7EUR。
11世紀に建てられたサン・ヴィットーレ修道院を利用したすごく広い博物館で、いろいろなものが展示してある。
実物大の物が多く、圧巻されるものも多数。
2階の廊下部分にはダ・ヴィンチの造った模型展示がずらっと並んでいる。
その一番左端にある模型。「これ、昔、全日空の尾翼のマークに使われてたんだよね〜」とだんなに言ったら
だんなは「え〜、そうだっけ?思い出せないな」と言ってた。
(帰国後、ちゃんとネットで調べて見せてあげたら、思い出せたようだ)
隣の建物には機関車や電車や飛行機、外には戦闘機、また隣の建物には船・・・と、これも実物大のものが
展示されている。
他にも、産業の歴史展示もあって、地下に昔の鉄工所の模型みたいなのもあったり・・・
「なんでもアリ」の博物館、という感じだった。
地下鉄の券売機 | ミラノ北駅 | マジェンタ大通り | サンタ・マリア・デッレ・ グラツィエ教会 |
教会の入口 | 教会左隣にある 「最後の晩餐」窓口 |
通り挟んだところにある カフェ |
カプチーノを飲む |
教会内部 | キリストの絵 | 教会の中庭 | 礼拝堂 |
ダヴィンチ記念 国立科学技術博物館 |
最後の晩餐のパクり? | こっちが最後の晩餐 (ポスター) |
博物館の中庭 |
ダヴィンチ大展示室 | これが全日空の尾翼に 使われていた翼の模型 |
昔の望遠鏡 | 飛行機 |
機関車 | こんな風に上からも見られます | 戦闘機 | 船 |
博物館を出て、「さ〜、戻るか」と地図を見ながら歩いていたら、時間があったら見に行こうかな〜と思っていた
サンタンブロージョ聖堂の近くまで来ていることに気がついた。
開いている時間は18時まで。だったら見に行こう〜
すでに夕暮れの時間で、鐘楼に夕陽が当たっている。
入口付近には紙コップを手に喜捨を求める浮浪者がたくさんいる・・・
中庭を抜けて聖堂の中に入る。
祭壇の下に地下納骨堂があって3人の聖人の遺骨がある。
ちょうど修学旅行生みたいな団体が説明を受けていて、ライトが点けられているときに見ることが出来た。
でも、こっちもドゥオーモと同じように遺骨というよりはミイラという感じ。
外に出て、一番近くの地下鉄の駅からドゥオーモ駅に戻ることにする。
一番近くの駅はサンタンブロージョ。M2線なので、来る時に降りたカドルナ駅で乗り換え。
乗り換えも表示に従って行ったら迷うことはなかった。
ドゥオーモ駅で地下鉄を降りて、地上に出る。
ドゥオーモ広場には灯りが点いていた。
屋台で焼き栗を買ってから部屋に戻る。
焼き栗は袋の大きさによって値段が異なる。小・中・大三つの大きさがあったので、中サイズを買う。
部屋に戻って焼き栗を食べながら、昨日フォーポインツで貰ったワインを飲む。
ちょうど衛星放送で電車男(TV版)をやっていて、だんなと笑いながら見た。
最終の前の回で、「これからどうなるのよ〜」というところで終わった。
焼き栗は見た目どうかな・・・と思ったのだけど、すご〜く美味しかった。もっと買えば良かった。
そのあといつの間にか寝ていた。
気付いたら22時だった。
まだ開いているレストランはあるのかな〜、とガイドブックを見ていたら夜中1時まで開いているピッツェリアが
歩いていける距離にあったので、そこに行こうと思いホテルを出る。
ライトアップされた夜のドゥオーモもなかなか素晴らしい。
通りをサン・カルロ教会の方に少し歩いたところで、左側にリストランテとピッツエリアが一緒になっている店を発見。
これ以上歩くのも面倒だな〜と思ったし、結構人もたくさん入っているので、ここで食事をすることにした。
開店時間を確認すると、ここも夜中12時までやっている。
ビールとスパークリングワイン(デカンタでスパークリングを頼める)、サラダ、スープ、パスタ、ピザとデザートの
ジェラートを頼んでトータル60EUR。
料理も全体的に美味しかった。
スープは魚介のスープで、魚介のエキスが濃く出ている、スープというよりはソースといった感じ。
少し味が濃かったけど、パンをつけて食べるととっても美味しかった。
食事を終えて、いろいろな店のディスプレイを見ながら戻る。
ホテルを通り過ぎてガッレリアまで行って、水を買ってから部屋へ。
湯船にお湯をためての〜んびり浸かる。
明日はベネツィアに向かう・・・おやすみなさい。
サンタンブロージョ聖堂 | 2つの鐘楼と聖堂 | 内部 | 祭壇 |
寝ちゃったあと 食事に出る〜 |
|||
地下鉄で帰ります | 夕暮れのドゥオーモ広場 | 夕闇迫るドゥオーモ | |
夜のドゥオーモ(後ろ側) | このレストランにしよう | ピザの窯 | ビールとサラダ |
スープ | トマトと唐辛子のパスタ | マルゲリータ | ジェラート |
明日はベネツィアへ〜 | |||
フェラーリグッズのショップ | 夜中のドゥオーモ | 夜中のガッレリア |
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2005年11月4日(金)
今日はベネツィアに移動する日。
天気はあまり良くないみたい。雨は降っていないけどどんより曇っている。
列車の発車時刻は12:05なので、11時にホテルを出ればいいかな。
朝食を食べてから10時の開店を目指してショッピングに出かける。
ミラノといったらこれでしょう、と、母へのお土産にプラダのバッグを買う。
あとは娘たちにフルラの腕時計を(緑色のとてもかわいいのがあったのでお揃いのものを買う)。
Taxリファンドに少しだけ足りなかったので、す〜のバッグも追加で購入。
ホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウト。
ミラノ中央駅までは地下鉄で。
3線のドゥオーモ(DUOMO)からミラノ中央駅(CENTRALE F.S)へ。
ミラノ中央駅構内のスーパーマーケットでビール・おつまみ・ピザを買ってからホームに向かう。
ミラノ→ベネツィアのES*(イーエススター)に乗り込むと、1等の車内は、進行方向向かって左側が1列・
右側が2列で、ボックスシートになっている(つまり、通路を挟んで2人の向かい合わせ席と、
4人の向かい合わせ席がある、というレイアウト)。
座席の指定をしなかったので、4人向かい合わせの席の通路側でだんなとす〜が向かい合って座る、
という座席になっていた。
窓際には、す〜の隣にキレイなお姉さんがひとり座っていた。
2人の旅なら2人掛けシートの方を指定することをおすすめする。
列車は時刻どおりに出発。
景色を楽しもうと思ったけど、どうも天気が良くなくて、それほど景色も良くない。
晴れていたら、列車の左側の車窓には北イタリアの山並みが見えるらしいのだけど、何も見えない。
ES*の1等は、新聞や飲み物とスナックが配られる。
途中、4つくらい駅に停まる。
隣のお姉さんはヴィチェンツァというベネツィアから二つ手前の駅で降りて行った。
メストレという駅を出ると、すぐにアドリア海に出る。ベネツィアはすぐそこ。
ベネツィアのサンタ・ルチア駅にはミラノを出て2時間50分ほどで到着。
駅を出るとすぐ水路になっていて、ヴァポレットという水上バスののりばが目の前にある。
宿泊ホテルはウェスティン・レジーナなので、ヴァラレッソ(Vallaresso)という船着場で降りたい。
ヴァポレットの1回券では大運河(中央を流れる運河)利用不可なので、大運河に船着場がある
ヴァラレッソに行くには、外周をぐるりと回ってサン・ザッカリアで乗り換えなくてはならない。
ということで1日券を購入する(大運河利用可)。
1回券は3.5EUR、1日券は10.5EUR、他に72時間券22EURなどがある。
ちょうど急行便が来たので、それに乗る。
6つ目がヴァラレッソ。
船に乗って、景色を眺める・・・をを、東京ディズニーシーみたいだ!とだんなと感動する・・・が
逆だろ・・・、こちらが本家本元で、ディズニーシーがまねっこなんだって(笑)。
リアルト橋を見て、アカデミア橋を見て、ヴァラレッソに到着。
ホテル・ドゥオーモの朝食 | スパークリングワインもあり | レストランの入口 | 昨日飲んだ、フォーポインツの アメニティでもらったワイン |
ショッピングの途中にあった サン・カルロ・アル・コルソ教会 |
ミラノ中央駅に向かうのに 地下鉄に乗ります |
ミラノ中央駅 天井がたか〜いです |
電光掲示で行き先とのりばを 確認します |
コンコース | ベネツィア行きは12番線 | ES*です | いろんなビールを買いました |
チケットです | 車内はこんな感じ。写真だと 狭そうだけど結構広いです |
途中、いくつか駅に 停まります |
サンタ・ルチア駅に到着 |
サンタ・ルチア駅正面 | 駅前の水路 | ヴァポレットの切符売り場 | ヴァポレットのりば |
ヴァラレッソで船を降りて、迷路のような道をホテルへ。
すごく狭い路地を入る。「本当にこんなとこにホテルがあるの?」
少し広いところに出たな〜と思ったら、ホテルのエントランスがあった。
ウェスティンレジーナにチェックイン。239EUR(税・サ込み、朝食なし)。
部屋は運河沿いの広いバルコニーがある部屋にUpされていた。すごく景色がいい。
ちょっと天気が良くないのが残念だけど、雲の向こうにうっすらと夕陽が見える。
疲れているけれど、明後日には帰国なので、あまり時間がない。
この近くにブルガリのお店があるので、そこをのぞいたあと、少し歩きまわってみよう。
3月22日通りに出て、ブルガリへ。
チクラディのピアスを見せてもらったのだけど、成田の方が安かったので、ここでは買わず。
娘たちと私用に、色違いのキーチェーンを買う。かわいい・・・けど、キーチェーンごときにこの値段・・・
ま、いいか、イタリアの思い出ということで。
そのあと、薄暗くなってきたベネツィアの入り組んだ道を歩いて、アカデミア橋まで出る。
アカデミア橋を渡り、そろそろ夕飯でも・・・と、近くの店をガイドブックで物色。
タヴェルナ・サン・トロヴァーソという店が近くにあり、ボンゴレのパスタ、魚介類のスープなどが
おすすめと書いてあるので、とりあえず行ってみる。
でも、店は閉まっている。夜は19時からだった。よく見たら、ガイドブックにもそう書いてあった。
適当にヴァポレットに乗って、どこかで何か食べるか〜
ということで、アカデミアの乗り場まで行く。
リアルト橋方面のヴァポレットを待ったけど、行ったばっかりだったので、ホテル方面に戻るか〜
と、サン・マルコ運河方面のヴァポレットに乗る。
ヴァラレッソで降りて、サンマルコ広場へ。
広場を見て、サンマルコ寺院の前を抜けて、そのあと近くの路地をレストランを求めて歩く。
でも、なんだか心惹かれるところがない。
ぐるぐる歩き回って、結局、18時半を過ぎたので、アカデミア橋の近くのタヴェルナ・サン・トロヴァーソに
行くことにした。
サン・ザッカリア乗り場からヴァポレットに乗って、再度アカデミアへ。
レストランに着いたのは開店10分前。すでに待っている人の列ができている。
15人くらいいるかな・・・。
19時になって開店。
すぐに席に案内されて、フェラーリというスパークリングワインとボンゴレ、ペペロンチーノ、季節の野菜
(何なんだろう?ナスとさつまいものあいの子みたいな野菜)、トマトと野菜のスープ、エビのグリル、
ガーリックブレッドを頼む。
味はまあまあ、で、量は多く、全部で71.5EURだった。
いい加減歩きつかれた。
アカデミア橋からヴァポレットに乗って、ヴァラレッソで降りてホテルに戻る。
部屋に戻ったら、プラチナアメニティのワインが届いていた。
でも、足が棒のようになるくらいだるくて疲れて、もう飲む気力もない。
バルコニーで夜景を少し見て、おやすみなさい。
ホテルはこちら | 狭いよ〜 | ここがホテルエントランス | ホテルの中も迷路のようです |
最上階へ | 一番端っこの部屋でした | シャンデリアが・・・ | ベッド |
デスク周り | バスルーム | バルコニー | サンマルコ運河を望む |
大運河、夕陽がうっすらと | 外に出ます | アカデミア橋まで来ました | ボケてますがアカデミア橋 |
サンマルコ広場 | サンマルコ寺院 | またヴァポレットに乗ります | 夕食はここで |
フェラーリ | ボンゴレ | ペペロンチーノ | 野菜・・・なんだろう? |
スープ | エビのグリル | 部屋に届いていたワイン | 夜のデッラ・サルーテ教会 |
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2005年11月5日(土)
ベネツィア観光の日。
朝、早くに目が覚めたのでバルコニーに出てみる(だんなはまだ爆睡中)。
ホテルのタオルやアメニティが船で運ばれてきて、クレーンで吊り上げられている。
そうか〜、こういうのも全部船なんだ。
だんながのそのそと起きてきた。朝食をどうするか・・・ワインがあって、昨日残してしまったピザがある。
部屋でワイン飲みながらピザを食べることにした。
朝からふたりでワイン、フルボトル1本空ける(をいをい)。
出かける準備をして、サンマルコ広場へ。
曇っていて少し肌寒い。
広場をのんびり散策して、サンマルコ寺院へ。
列をなして入場し、そのまま立ち止まることなく、中を1周するようになっている。
内部の写真撮影は不可。モザイク画がとても見事で、足元は大理石のモザイクになっている。
天井がとても高く、荘厳な雰囲気だった。
でも、上野動物園にパンダが最初にやってきたときのような流れ見学で、あまりじっくり見られなかったのが残念。
そのあと、鐘楼前を通過し(登ろうと思ったが、天気が良くないのでやめた)、鳩だらけのサンマルコ小広場を歩く。
子供が鳩のえさを持っていると、ものすごい数の鳩が容赦なく襲いかかっている。
ウチの娘たちだったら、恐れをなして逃げ出すところだけれど、そこにいた男の子は微動だにしなかった。
(あまりの恐怖に動けなかった、というのが正しいかも?)
ドゥカーレ宮殿まで来たので、入ることにする。
牢獄が見られるシークレットツアーは予約制ということなのだが、空きがあるか窓口で聞いてみる。
やはり今日の分はいっぱいだったので、一般入場の列に並ぶ。
他の博物館とセットになった共通券(宮殿のみの券はないらしい)がおとなひとり11EUR。
ここも部屋の内部は写真撮影不可。
ぐるっと全体を見て回ったあと、ため息の橋を渡り、牢獄を見る。
シークレットツアーでしか見られない、とガイドブックに書いてあったが、一般の券で見られた。
(ガイドブックには05年8月現在、と書いてあるので、変わったのかも)
牢獄の中にも入れるのだけど、こんなとこ絶対収監されるのはごめんという感じだった。
ドゥカーレ宮殿を出て、さて、次はどうするか・・・
ヴァポレットの1日券の有効時間があと少しなので、ジューデッカ運河をぐるっとまわり、帰国時に
もしバスに乗って空港まで行くとするとローマ広場が乗り場になるので、ローマ広場を見に行こうということに。
サン・ザッカリアからヴァポレットに乗る。
ジューデッカを回るコースのヴァポレットは結構スピードが速い。
ローマ広場で船を一度降りたら、そこにCOOPのスーパーマーケットがあったので、お土産を買っておく。
パスタやイタリアらしいお菓子などがリーズナブルに手に入った。
そろそろ昼食を食べたあとホテルに戻ってチェックアウトしなくては〜。
(16時までのレイトチェックアウトにしていたが、すでに時間は14時過ぎ)
昨日のレストランで、周りの人たちがピザやシーフードパスタを食べているのを見て頼まなかったのを
後悔したので、再度行くことにした。
ヴァポレットでアカデミアまで出て、レストランへ。
サラダ、シーフードパスタ、ピザを頼んで、ハーフでカラフェで出てくるのスパークリングワインを頼む。
トータル34EUR。
またまたヴァポレットでヴァラレッソに行き、ホテルに戻りチェックアウト。
タオル類も船で運びます | 3月22日通り | サンマルコ広場 | サンマルコ寺院 |
一番古いモザイク画 | 鳩が群がっている子供 | ドゥカーレ宮殿 | ため息の橋を渡る |
中庭 | ため息の橋 | ヴァポレットに乗ります | |
のりば(どこか忘れた(笑)) | サンタルチア駅前 | 運河沿いの街並み | リアルト橋 |
サラダ | シーフードパスタ | ピザ | 建物が傾いてます |
今日宿泊するのは、ドゥカーレ宮殿近くのホテルダニエリ。
298EUR(税・サ込み、朝食なし)で、HPの写真やガイドブックコメントの「ここをひいきにしたVIPやスターが
多いことでも有名」というので期待。
チェックインのときに「部屋をアップグレードするのだけれど、まだ準備ができていないので、待っていて」
と言われて20分ほど待つ。
部屋は運河を望む角部屋、スイートルーム。
でも、部屋に入って・・・ん?なんだろうこの違和感は・・・、床が傾いている??
荷物が届けられたあと、キャスターつきのカバンを置いたら、ころころ転がっていく。すごいな。
ベッドもシングル二つをくっつけてあるのだけれど、すごく古めかしい。
ウェスティンのヘブンリーベッドとは雲泥の差。
14世紀に建てられた宮殿を1822年にホテルにした、とガイドブックにある。
よく言えば「歴史を感じさせる」、悪く言えば「古めかしい」
バスルームなどはリノベーションされて新しい設備になっているけれど。
ここのホテルはNHKが映らない。
「のどじまん、見られない!」と文句言うだんな(笑)
ほどなく、プラチナアメニティで選んだワインが運ばれてきた。
と、ワゴンの上には赤ワインの他に、フルーツとワインクーラーが。
え?アメニティは赤ワインでしょ?
「ホテルからのプレゼントでございます」・・・ワインクーラーの中に入っていたのはフェラーリのヴィンテージ。
すごい〜〜
このフェラーリ、ルームサービスメニューで見てみたら、60EURするものだった。
部屋にはキャンディポットに入ったたくさんのチョコレートもある。
「このチョコレートもプレゼントでございます」
甘いものは苦手なので、会社の女性陣にお土産としてお持ち帰りにさせてもらった。
夕食、どうする〜?と話していたのだけど、あまりおなかもすいていない。
部屋にはフェラーリと赤ワインがある。
外でピザとか買ってきて、部屋で食べようか〜ということにする。
外に出る前にホテルの中を少し見ておこう、と歩いてみる。
肖像画が飾ってあり、内装は(古いけど)豪華だ。
階段を降りてみる・・・階段も傾いてるよ・・・まっすぐ降りているはずなのに、ふらふらする〜
外に出ようとしたら、雨が降っている。
フロントで傘を借りて、外へ。
シーフードレストラン、ピザ、いろいろ見てみるけれど、どうも「イタリア」って感じの味に飽きてきた。
ふむ・・・何にしよう。
と、そこにあったのはマクドナルド。
もうこれでいいや〜、とハンバーガーとポテトを買って、またまたサンマルコ広場に出てからホテルに戻る。
ホテルでだんなとおしゃべりしながら、フェラーリ飲んでまったり。
ちょっと疲れたので早めに就寝。
でも、寝ようとするのだけど何だか落ち着かない。
ベッドの寝心地がイマイチ良くない。頭の方が少し下に傾いている感じ。
部屋の中もどことなく薄暗くて、娘たちだったら「おばけやしき〜」と言って恐がりそうな・・・。
ま、いいや、だんなはすでにいびきかいて寝ちゃったし・・・寝るか・・・でも寝られない・・・
そんなこんなで夜は更けて、明日は帰国。おやすみなさい。
ダニエリのレセプション | ロビー兼コーヒーショップ | 部屋、リビング | ベッドルーム |
ベッドルーム | リビング側トイレ | バスルーム | バスタブは小さめ |
バルコニー(小さい)から外を見たところ | アメニティのワインと・・・ | ||
フェラーリ・ヴィンテージ | ホテル廊下部分その1 | 吹き抜けになってます | 階段・・・傾いてます |
明日はいよいよ帰国です | |||
ホテル廊下部分その2 | 雨のサンマルコ広場 |
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2005年11月6日(日)→7日(月)
帰国の日。
朝起きると、外は雨。それも結構な降り。
運河では、ゴンドリエーリたちが何かボートレース(何艘かが色分けされてる)みたいなことをやっている。
14:30にはマルコ・ポーロ空港に行かなければならないので、13:00にはチェックアウトしなくては。
起きるのが少しのんびりだったので、今日は朝食と昼食を兼ねてブランチにしよう、ということで
帰国の支度をしてから、10:30過ぎに出かける。
傘を借りたけれど、それでも足元がだいぶ濡れるほどの雨。
ガイドブックで目をつけていた10時オープンのレストランに行ってみる。
ううむ・・・もうひとつ目星をつけているレストランを見てからにしようかな。
でも、そちらは11:30のオープン。
店の前まで行ってみたところ、こちらの方が落ち着いて食事ができそう・・・。
時間はまだ11時。オープンまで30分あるので、そこらへんを散策してまた戻ってくることにした。
適当に歩いていたら、どこにいるのかよくわからなくなった。
ベネツィアの街は本当に迷路みたいだな。
標識があって「リアルト橋」とある。
あれ〜?リアルト橋ってこんなに近かったんだっけ?
地図を見てみたら、運河がだいぶ蛇行しているので、リアルト橋まではぐる〜っと回る感じになるけど、
陸を歩くとすごく近いということがわかった。
リアルト橋を渡り、サン・ジャコモ・リアルト教会を見る。
ここで、そろそろ戻ってレストランに行けばちょうど11:30くらいかな、という時間になったので戻ることに。
・・・曲がり角とかの目印をある程度覚えては来ていたんだけれど、やっぱり迷路みたいだな。
なんとかレストランまで戻る。
レストランの名前はトラットリア・アンティコ・サクレスティア。
店の中にはたくさんの絵が飾ってある。
照明も少し薄暗い感じだけど、落ち着いて食事ができそうな感じ。
ここのハウスワインをハーフで1本と、だんなは定食(ミラノ風カツレツをチョイス)、私はピッツァ・カルパッチョを
オーダーする。
ここのミラノ風カツレツ、とっても美味しい。
だんなが「トンカツソースと炊きたてのメシが欲しい〜」と騒いでいた(笑)
やっぱりワインはハーフじゃ足りなくて、もう1本頼んだ。
ゴンドリエーリたちのボートレース? | 雨の中、街を散策 | ||
リアルト教会 | 教会の中 | リアルト橋 | リアルト橋の上で |
リアルト橋から運河を臨む | レストラン | 店内 | ワイン |
定食のスープ | 定食のパスタ | パン・・・イカ墨のが美味しい | ミラノ風カツレツ |
さあ、帰国〜 | |||
カツレツの付け合せ | ピッツァ・カルパッチョ | 定食のデザート |
食事を終えたら、12時半を過ぎている。
ベネツィアの空港までは船で行こう、ということにしたので、船の時間をサンマルコの船着場で確認してから
ホテルに戻る。
荷物を準備して、チェックアウト。
そこから船着場までは歩いて(小走りで)5分ほど。
雨が降っていたけれど、傘も差さずに船着場まで荷物をごろごろ転がしていく。
チケットはひとり10EUR。
船が来たので乗り込む。途中、ムラーノ島を経由してマルコ・ポーロ空港に向かう。
雨が相当降っていて、外はほとんど見えない。
窓に海水がばんばん当たって、どんどん中に入り込んでくる・・・座った席によってはだいぶ濡れている人もいた。
約1時間で空港に到着〜
カバンを持って建物のところに行く。
ここが空港かと思っていたら、みんな停車していたバスに乗り込んでいる。
よくわからなかったので、近くの人に「これに乗るの?」と聞いたらそうだと言うので、一緒に乗り込む。
この建物は空港ではなかった。バスで3分ほど行ったところが空港だった。
電光掲示を見てみると、1本前の飛行機でも間に合いそうな時間。
カウンターで聞いてみると、空席があるようなので、変更してもらう。
このあと天候も悪くなるのでそうした方がいいよ、とカウンターで言われる。
でも、あまり時間がないな。
Taxリファンドのカウンターは荷物チェックのあとかな〜、と思って荷物チェックを受けてしまったら、
まずスタンプを押してもらう必要があり、そのカウンターはチェックインカウンターの向かい側、ということで
もう一度戻らなくてはならない。
荷物チェックのところの係員の人に話をして許可をもらってチェックインカウンターのところに戻る。
スタンプを押してもらって再度荷物チェックのところに戻ると、ものすごい列になっている。
許可をもらったときに、スタンプを押してもらっていたので、それを見せて「さっき既に通っている」と話したら
横の1列を開けてくれて、そこに通してくれた。
リファンドカウンターに行って、スタンプを押した紙を出してリファンドを受ける。
日本円でもらったけれど、レートはすごく悪かった。
ゲートに行くと、もう搭乗を開始している。
歩いてボーディングブリッジまで行くと、階段とエレベータがあってエレベータで下に降りると、そこにはバスが。
結局、バスで飛行機まで。
ローマまでは約1時間。
ローマの空港でだいぶ時間ができた。
まず、ベネツィアの空港で指定ができなかった座席を変えてもらおうと、アリタリアのカウンターへ。
すると、この便はJALとの共同運航便でJALがオペレートなので、ゲート前のカウンターに行ってくれ、と言われる。
空港内のサテライトを移動するシャトルに乗ってから、ゲート前のJALカウンターに行く。
後ろの方の北極側の窓際2人掛けが、タッチの差で前に並んでいたご夫婦に取られてしまった。
もしかしたらオーロラが見えるかもしれないので、どうしても窓際がいい、とまたまた駄々をこねる。
どうもそちら側の2人横で取れる座席はないらしい。
カウンターのお姉さんが「あら?ここは、あいてるんだけど機材の何かが壊れていて利用しないように、って
なっているわ。聞いてあげる」と聞いてくれたら、どうも機内エンターテインメントシステムに不具合があるみたい。
だんなと一緒に見られればいいや、ということで、その2階席の窓から2席に予約を入れてもらう。
そのあと、ラウンジに行って、2時間ほどのんびりする。
リラックスできる長椅子を置いてあるブースがあったので、そこで1時間くらい寝ていた。
搭乗時刻になったので、ゲートへ。
定刻どおりに離陸。
オーロラは見られなかった・・・エンターテインメントシステムも音声がダメダメだったので、だんなのヘッドホンの
半分を借りて、だんなと同じ作品見ていた(「映画版電車男」と「チャーリーとチョコレート工場」)。
定刻どおりに成田到着。
バスで吉祥寺に出てから帰宅。
楽しかったね〜、また行きたいね。
空港への船 | 空港の船着場 | バスで移動します | マルコポーロ空港 |
1本前に乗れるみたいです | もうすぐ離陸 | ローマ空港のシャトル | ラウンジ |
フェラーリの絵 | ラウンジの中 | 機内食(何だったか忘れた) |
その後、なかなか復路のマイルがつかないので、ワールドパークスにFAXしたら、なんと、
アリタリアに乗っても、JALがオペレートということで、このマイルは加算できない、ということだった。
JALに電話して、JALにつけてもらおうと思ったら、予約がAZなのでダメ、とにべもなく断られた。
面倒くさくなったので、あきらめた。
旅行記はこれでおしまい。
なかなか更新できなかった旅行記、最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました。
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