花火大会でもない、写真でもない、ホンモノの
ナイアガラの滝
を
見に行く旅
す〜が小学生のとき、いとこがお父さんの出張のついでにカナダに連れて行ってもらっていた。
そのいとこがくれた絵はがきは「ナイアガラの滝」。
そのときから「いつかはこの滝を見に行くぞ」と思っていた。
その後、20と数年のあいだ、す〜は写真と花火大会でしか「ナイアガラの滝」を見たことがなかった。
今年、お休みの並びの都合で、いつもの年なら9連休になるGWは7連休・・・
あまり動き回ることはできないし、この機会にナイアガラの滝に行こうかな〜、と
ようやくホンモノを見に行く旅程を立てた。
行く前から、だんなとす〜は娘たちからの「何、その歌??」という冷たい視線もものともせず、
「カナダからの手紙」を唄いまくってノリノリ。
しかし、滝近辺の霧の多さに、旅行の間す〜は何も音楽は浮かばず、
だんなは「霧の摩周湖」ばかり口ずさんでいた。
そんな、子供のときからの夢に家族をつきあわせたナイアガラへの旅行記、どうぞご覧下さい。
4月29日〜30日 ナイアガラフォールズへ
5月1日 プロスペクト公園&ゴート島へ
5月2日 タクシーチャーターでオンタリオ湖へ
5月3日 カナダ滝を表と裏と横から堪能
5月4日〜5日 帰国
4月29日(木・みどりの日)〜30日(金)
GW期間中の航空券代、成田発よりソウル発の方が安かったので、29日にソウルに飛んで、
30日、ソウルから成田・ミネアポリス経由でバッファローへ、ということにした。
29日は18:55成田発のフライト。今回は荷物も少なくしたし、GWで道が混んでいるのも心配だったし、
帰国後のドライブはつらいだろ、ということで、電車で成田まで行くことにした。
娘たちがスカイライナーに乗りたいというので、日暮里からは京成スカイライナーに乗る。
15時少し前にチェックイン。
第1ターミナルの出国審査場はすいていた。
出国審査場を出てすぐのところにあるブルガリのショップをのぞいてみる。
2月に香港でペンダントトップを買ったのだけど、チェーンは手持ちのものを使っていた。
チェーンが欲しくて、だんなに「欲しい欲しい光線」を投げかけたのだけど、ムシされた。
値段だけ聞いて、後ろ髪を引かれながらNWラウンジへ。
定刻少し前になって、ようやく搭乗開始のアナウンス。
出かける直前にNWのオフィスに電話して確保した前から4列目のシート。
いつも相当前から予約する席よりずっといい・・・
機内食はシャンパンサパーがスモークサーモン、コースがサーモンのグリル・・・どっちもサーモンか・・・
あまり好きじゃないんだけどな〜、と思いながら、だんなもす〜もシャンパーニュをたくさん飲んでいた。
ソウルに着く直前、アテンダントのジェリーさんが「これ、キミにあげるよ、ファミリーで楽しんで飲んでね」と
シャンパーニュのフルボトルをテーブルクロスに包んでくれた。
ソウル到着は21:30。
出口に一番近かったし、預けた荷物もないので、21:45のシャトルバスでハイアットリージェンシー仁川へ。
だんなは初めての宿泊なんだけど、す〜は娘たちと去年2ステイしているので、3回目。
3着分のランドリーorバーでカクテル1杯の無料チケットをもらった。
とりあえず部屋に行こうと、エレベータに乗ったら、だんなが一緒に乗ってたヒトを見て、「Hさん!!」と叫んだ・・・
何ごとかと思ったら、同じ会社のヒトだった。
明日、仁川からヨーロッパに向かうという。同じようにソウルから飛ぶヒトがいるのね。
それからバーに行って、だんなはビール、娘たちはジュース、す〜は無料チケット利用でカクテル
(アップルダイキリ)を飲んで、チーズバーガーを食べる。
部屋に戻ってシャワーを浴びてから、明日のロングフライトに備えて、おやすみなさい。
機内食・コース・・・サーモン | ハイアット、手書きのレターと 無料チケット |
バーに行ってみる | 飲み物(チーズバーガーの 写真、撮らなかった) |
4月30日の朝、8時半にホテルチェックアウト。
シャトルバスで仁川空港へ。
空港でラウンジに行く前にブルガリショップでチェーンの価格をチェック。日本で買うほうが若干安い。
韓国料理を食べたかったんだけど、娘Bがどうしてもラウンジにいたい、というのであきらめた。
定刻どおりに離陸、成田へは2時間弱のフライト。
成田で乗り継ぎのセキュリティチェックを受けたあと、またまたブルガリショップに行く。
もう「欲しい欲しい光線」は出さないで(最近効き目がないことがわかったので)、自分のカードで
さっさとチェーンを買う。
ラウンジには共用パソコンが設置されていた。
ニュースなどをチェックしていると搭乗開始のアナウンスが流れたので、ゲートへ。
今回はエコノミー・セレクトシートの中央4人掛けの一番後ろの席にしておいた。
エコノミーだと後ろのヒトの足がシートに当たると寝られなかったりするので、後ろにヒトがいない
この席はなかなか良い。肘掛けも上げられて娘たちを横にして寝かせられるし(といいつつ、帰国便は
バルクにしてしまい、やはり寝られず、肘掛けも上げられず、後悔した・・・)。
10時間のフライトのあと、ミネアポリスに到着。
ここでアメリカに入国。
入国審査官は見た目が怖そうな太っちょオジサン。でも、すごく楽しいヒトだった。
「オゲンキデスカァ?、(パスポートを見ながら)コレ、パパサ〜ン、ハイ、ママサンネ、Aサン、ゲンキデスカ?
Bサン、カワイーデスネ・・・」
ずっと笑い通しだった・・・こんなに楽しい入国審査は初めて(笑)
そのあと、税関を通るとき係員に「ターンテーブルに荷物忘れてない?」と言われる。
やっぱり家族4人で機内持ち込み可のピギーひとつ、っていうのは少ないのかな??
乗り継ぎの待ち時間は2時間ほど。
ラウンジで同じ便に乗っていたという名古屋から来たおじさまとしばしお話をする。
だんなとす〜の会社の製品を仕事で使っているということで、話もはずむ。
今からボストンまで行くということだった。
私たちの方が若干早い時間のフライトだった。
15:05のフライトだったので、14:40過ぎにD4ゲートまで行ったのだけれど、機材に不備があるとのことで
C18ゲートの飛行機に振り替え。
ミネアポリスはとても大きい空港で、DからCまではすごく長い距離を歩くことになる。
(ラウンジからD4ゲートまでも結構長い距離だった)
C18ゲートに着いたのは、定刻5分前。
でも、まだまだ搭乗は始まらない。
結局搭乗開始は15:20過ぎ。「Fクラスの乗客の方、どうぞお乗り下さい」とアナウンスが流れる。
す〜一家は3列目と4列目のAB席だけど、エコノミーだと思っていたので、そのままやりすごす。
エコノミーの搭乗が始まってから、だんなが「ねえ、これ、クラス「F」って書いてあるよ」
ゲートの係員に聞いてみたら、「キミ達はFだから、乗っていいんだよ」と言われた。
どうやら、Goldエリートの国内線アップグレードだったみたい。
ミネアポリスを飛び立ったのが15:50。定刻の到着は18:05だったので、着くのは19時頃かな〜と
思っていたら、「到着予定時刻は18:20です」。
到着の少し前、機の左手に水煙を上げているナイアガラの滝が見えた。とうとう近くまで来た。
予定時刻(18:20)どおりにバッファロー空港に到着。
空港到着時に雨が降り出した。
バッファロー空港からはタクシーでナイアガラフォールズまで。
所要時間は約30分、料金は65USD。
国道190号線を走り、グランド島を横切ってから大きな橋を渡る。
しばらくナイアガラ川を左手に見て走っていくとだんだん川の流れが速くなって、最後は激流になる。
その先に滝があるみたいなのだけど、まだ見えない。
そこから少し行ったところにアメリカ・カナダ国境のレインボー橋がある。
橋を渡っているときに周りを見回すと、すごい霧が出ている。運転手に「いつもこんな感じ?」と聞くと、
夕方だけで昼間は晴れているとのこと。
結局橋を渡っているときには滝は見えなかった。
カナダ側ゲートでパスポートを提示、スタンプを押してもらってカナダに入国。
ゲートから今日宿泊するシェラトンon the Fallsまでは、とても近い。
ホテルに到着、運転手にチップ込みで80USDを支払う。
シェラトンon the Fallsは、アメリカ滝の近くのホテル。
部屋は2階のフォールズビュー(滝側の部屋)、コーナールーム。
SPGホームページからこの日の一番安いレート(シティビューのスーペリア)129CAD++で
予約していたので、滝側になったものの、一番下の階。
部屋はとても広いんだけど、どことなく古めかしい。でも、ジャグジーのバスタブからは滝が見える
ようになっている。
予約時に部屋の施設に「FirePlace」と書いてあって、なんじゃ?花火見える場所??
(ことごとく英語力がなく、単語も知らない・・・)
調べてみたら「暖炉」。
ということで、部屋には暖炉がある。でも、電気のヒーターで、下の燃えている部分はつくりもの。
なかなかよく出来ている。
外を見てみると、霧はぜんぜん晴れていない。
バスルームと部屋の窓が開くので、開けてみると、「ゴ〜〜ッ」という滝の音は聞こえるけど、何も見えない。
「あの方向に滝があるんだよねえ・・・全然見えないね」
この時期のナイアガラは午後8時過ぎまで明るい。
21時過ぎに夕飯を食べに行こう、ということで部屋を出る。
ガイドブックで見ていた「レインフォレストカフェ」に行ってみることにした。
ここはジャングルの雰囲気のテーマレストランということで子供たちにも楽しいだろうな、と。
ホテルを出て、ナイアガラフォールズの一番の繁華街・クリフトンヒルをレストランを探して歩く。
とても寒い・・・けど、タンクトップで歩いているヒトもいたりする。
雨はほとんどやんでいるけれど、まわりは霧がかかっている。
坂を登りきったところまで歩いたけどレストランは見つからず、再度ガイドブックを見てみると、
ホテルのすぐ横になっている。
娘Aが「ホテル出たところに、動物の看板があったよ」と。をいをい、早く言っておくれよ〜
(娘の言うことなど聞かず、がしがし歩いていたのはす〜なのだが・・・)
ホテルのところまで戻って、お目当てのレストランに入る。
通された席の横にゴリラの人形がいて、時々動いて「ウホウホ」言う。
他にもゾウや大蛇や巨大な蝶々(うげぇ〜(す〜は蝶が大嫌い))の作り物があったり、
大きな水槽に熱帯魚とウツボがいたり。
店内では30分に1回くらい、照明が落とされて、カミナリが鳴るようになっている。
造りは凝っているのだけど、料理の質や味はとてもオススメできるものではない。値段も高かった。
飲み物4杯分と料理4皿でチップ入れて90CAD(1CAD(カナダドル)=約82円:帰国後のカード換算レート)。
食後に滝の方まで歩いてみる。
音はすごいのだけど、滝の姿は霧に隠れて全然見えない。
あ〜、今日はダメダメ。
ということで、部屋に戻ってさっさと寝る・・・つもりだったけど、娘たちを寝かせたあと、
おなかすいたので、だんなとふたりで、韓国から持ってきていた辛ラーメン(カップ)を、
お湯を沸かして作って食べた・・・レインフォレストカフェのどの料理より美味しかった。
明日は滝がキレイに見えるといいな。おやすみなさい。
ハイアット仁川を チェックアウトします |
仁川空港。 すいてました |
成田までの機内食 今までで一番美味しかった ハムチーズサンド |
ミネアポリスまでの機内食 こっちはサカナ |
こっちはチキンカレー まあまあ食べられる |
アラスカ上空を飛びます | ミネアポリス到着少し前の 機内食・・・いつも同じ味の やきそば、まずいです |
ミネアポリスのNWラウンジ 娘Aは疲れきっている様子 |
バッファローからホテルに 向かいます |
|||
D4からC18にゲート移動 遠いです・・・ |
もうすぐ搭乗開始です | バッファロー空港に着きました | |
部屋、リビング部分 | 部屋にシンクがあります。 左側はミラーの扉の クローゼット |
バスルームのコーナーに ジャグジーのバスタブ。 窓からは滝が見えるつくり |
ダブルのシンク 小型テレビもあります。 |
ベッド | 暖炉・・・電気のヒーターです。 焚き木は作り物です |
クリフトンヒル | きらびやかです |
わ・・・ ビルが倒れている(笑) |
レインフォレストカフェで 夕飯です |
ビールとカクテル | ゴリラの人形・・・ 娘たち「あ、パパだ・・・」 |
シュリンプBBQ 味、濃いし、なんか寂しい |
キッズメニューのピザ | クラムチャウダー 味は・・・美味しくないです |
ジャンバラヤ 味濃いですが、とりあえず そこそこ食べられました |
店内にはゾウの人形も | 店内はこんな感じ | アメリカ滝は、どこ??? | 滝方面からホテルを見ると こんな感じ・・・霧、すごいです |
5月1日(土)
朝、娘たちに「まだ滝見えないよ」と起こされる。
霧はだいぶ少なくなったものの、まだナイアガラ川のところにかかっている。
たま〜に風向きが変わると、アメリカ滝の上のほうがちらっと見える。
ちらっと見える部分だけでもすごい量の水が落ちているのがわかる。
バスタブは家族4人でも入れるくらいの大きさなので、みんなでジャグジーの風呂に入る。
着替えをしてから外に出てみる。
曇っているけど、気温はそんなに低くはないみたい。
近くのホテルの屋上にある電光掲示が「華氏60°」と表示している。大体15℃くらい。
アメリカ滝の近くまで歩いてみると、ようやく滝の全貌が見えた。
大きい・・・多分、今まで見た中で一番大きい滝は華厳の滝だからな。比べ物にならんね。
朝ごはんを食べてから、アメリカに徒歩で入国して、ゴート島まで歩いて行くことにした。
クリフトンヒルにあるレストランをいろいろ見てみる。
時間は午前10時。
美味しそうなピッツェリアはすべて11時からの営業なので、ファミリーレストランのモーニングを見てみるけど
心ひかれるものがない。
ここでは軽く食べておいて、ゴート島から戻ってきてから美味しいピザでも食べようということにする。
ということで、フランケンシュタインがハンバーガーを持っている看板のバーガーキングへ。
ここでマフィンとクロワッサンのベーコンエッグサンドのセットを。
それから再度、アメリカ滝の方まで出てみると、今度はさっきまで見えていなかったカナダ滝まで
見えるようになっていた。カナダ滝はアメリカ滝よりさらに大きい・・・のだけど、ここからだと遠いので、
見た目にはそれほどは大きくない。
ここから、すぐ横の国境ゲートへ。
ゲートに入ると、右手に4つ両替機が並んでいる。2つはアメリカドル、2つはカナダドルの両替機。
ここに札を入れると、コインに両替される。
通行料がひとり50セント(米ドルでも、カナダドルでも)なので、カナダドルで支払った方がトク。
だんなが10ドル札を両替機に入れる。1ドルコインが8枚と25セントコインが8枚出てきた。
25セント硬貨をひとり2枚ずつ持って、コイン投入口に入れるとゲートを通れるようになっている。
カナダ側ではパスポートは必要なかった。
このゲートを出るとすぐ、橋になっている。
この橋を歩いて渡る・・・下を見ると、ナイアガラ川が・・・川面からだいぶ高いところにあるので結構コワい。
高所恐怖症のヒトにはとてもツラいかもしれない(だんなも車道側を歩いていた)
アメリカ側では入国審査がある。
入国審査官にどこに行くのか聞かれるので、ゴート島を見に行く、と答えた。
昨日カナダに入国したときも、I-94W(アメリカ入国カード)の出国時用カードは残されたままだったので、
これがあると6USDの入国税は支払わなくて良いみたい。
アメリカ側国境のすぐ横に、プロスペクト公園というきれいな公園があって、そこに観光案内所がある。
観光案内所ではパンフレットが用意されていて、日本語のものもある。
係りのひとに「アトラクションのコンボチケットみたいなものはないの?」と聞いてみたら、
「まだすべてのアトラクションがオープンしているわけじゃないから、今は売ってないんだよ」と言われた。
ガイドブックなどで見てみても、霧の乙女号は4月末から(つまりこの時点では今年の運行がはじまったばかり)
風の洞窟ツアー(ブライダルベール滝のすぐ横をびしょぬれになりながら歩くツアー)は5月中旬から、と
なっているので、本格的な観光シーズンはまだ2週間ほど後かららしい。
日本語のパンフレットとプロスペクト公園とゴート島の地図をもらって、案内所を出る。
案内所を出て右手に展望タワーの入場券と霧の乙女号の乗船券を売っているブースがある。
霧の乙女号は展望台のエレベータで下ったところにのりばがあるので、これに乗るヒトは展望台にも行ける。
す〜は3日月曜日の方が空いていると思っていたので、そのときにカナダ側のりばから乗ろうと考えて
いたのだけど、娘たちがどうしても今乗りたい、というので、乗ることにした。
チケットはおとなひとり11.5USD、こどもひとり6.75USD。
5歳までの子供は無料なので、5歳の娘Bは無料だった。
エレベータに乗ってタワーを降りて外に出ると、使い捨てレインコートをもらうブースがある。
ここで青いロゴ入りのレインコートを着て、外の列に並んで次の船を待つ。
待っている間に雨が降ってきた。でも、雨なのだか滝の水しぶきなのだかよくわからない。
風が吹いてくると、滝の水しぶきがいっぱい飛んでくる。
袖口がだいぶ濡れて来た(レインコートの袖は短い)。
10分くらい待って、ようやく船が到着。下船するヒトが全員降りたあと、乗り込む。
1Fと2Fがあって、2Fは屋根がない。
すでにびちょびちょになって嫌気がさしていたす〜一家は、1Fの後ろ側にいることにした。
船はアメリカ滝の横を通って、カナダ滝の滝つぼ目指してまっしぐら。
ここまでくると、川面が白濁するほどの激流で船は揺れまくり。
滝からの水しぶきが1Fでもバシバシかかって、まるで気分は台風中継のレポーター。
2Fはもっとすごいことになっているに違いない。
写真を撮ってみるものの、一体、どの方向を向いて何の写真を撮っているのかわからない。
カメラも危うく水滴にまみれるところだった。
船はゆっくりと向きを変えて、激流に流されるように船着場へ戻っていく。
船を降りて、エレベータで展望階まで戻り、展望台へ行ってみる。
すごい風でまだ脱いでいないレインコートがバタバタ音をたてる。
展望台は高さ86m。
プロスペクト公園の遊歩道に戻って、プロスペクトポイントからアメリカ滝を眺めた後、ゴート島へ。
プロスペクト公園からゴート島をめぐるビューモービルもあるけれど、とりあえずはナイアガラ川を見ながら
歩いてみることにした。
川を渡ってゴート島に入り、右手に折れてしばらく行くと、アメリカ滝とその横のブライダルベール滝との
間にあるルナ島に渡れるようになっている。
ルナ島は島というよりは、小さい中州に人工的に展望台が作られているというような感じ。
滝が落ちていくところまで出て見ると、右手にアメリカ滝、左手にブライダルベール滝が見られて、
滝の轟音も加わり、まさに圧巻。
手すりから下をのぞくと、落ちた水が岩にぶつかって水しぶきを上げているところが大迫力で見られる。
ルナ島をあとにして、ゴート島の遊歩道をカナダ滝に向かって歩く。
この頃になって、空が晴れてきた。
カナダ滝の展望台、テラピンポイントは、滝の近くまで行く遊歩道が立ち入り禁止になっていた。
ちょっと遠目から眺めていたのだけれど、陽の光を浴びて水がキラキラ輝いていてキレイだった。
もう少し眺めを堪能しようと思っていたら、ちょうどビューモービルが来て、だんなも娘たちもそれに
乗ろうというので、乗ってプロスペクト公園まで戻ることにした。
チケット売り場はプロスペクト公園内にあるので、そこまで乗っていってから料金を払うように言われた。
ゴート島をぐるりと周り、プロスペクト公園へ。
チケット売り場でモービルを降りて、料金を払う。おとなひとり2USD、こどもひとり1USDで、5歳以下無料。
このチケットはモービル乗り降り自由で、1日有効だというので、1周してみることにした。
レインボー橋の下をくぐり、ナイアガラ川の下流方向へ。
眺めの良い展望台があり、モービルが少し待っていてくれるというので、写真を撮りに行く。
そこから再度、展望台方面へ引き返して、プロスペクト公園の中を抜けてゴート島へ。
さっき歩いていた道を、今度はモービルに乗って、のんびりと景色を眺めながら進む。
ゴート島を再度くるりと周り、プロスペクト公園のレインボー橋近くの停留所で降りる。
国境のゲートを通って、橋をカナダ方面に歩いて渡る。
カナダ側ではパスポートチェックがある。帰りは料金は何もかからなかった。
ホテルの前は オークスガーデンシアター という庭園 |
ホテルから出て、 庭園を歩きます |
ダブルデッカーバス これで周辺めぐりができる。 す〜家は乗らなかった |
だいぶ霧も晴れてきた |
クリフトンヒルの バーガーキングで朝食 |
マフィンとクロワッサンの ベーコンエッグサンド |
再び滝の方に行ってみると 霧が晴れていた |
これからレインボー橋を 渡ります |
カナダ側国境 | 通行料のコインへの両替機 | 50セントを支払って通るゲート | もうすぐアメリカ側国境です |
徒歩旅行者用の国境ゲート | プロスペクト公園 | 霧の乙女号チケットブース | 展望台の入口 |
展望台からの眺め | レインコートを着て船を待ちます | 船が到着 | 船から見上げるアメリカ滝 |
カナダ滝の滝つぼ近く すごい状態です |
後で見たら、こんな写真が 撮れていました |
船を降りたあと、公園から ゴート島に向かいます。 滝の寸前の川は激流です |
ルナ島 左側がブライダルベール滝 右側がアメリカ滝です |
ブライダルベール滝 水が落ちていくところです |
こちらはアメリカ滝 なかなかのド迫力です |
滝の横を霧の乙女号が 通っていきます |
こちらはカナダ滝。あまり 近くまで行けませんでした |
ビューモービル | ナイアガラ川の下流側から レインボー橋を見たところ |
ナイアガラ川は悠々と 流れています |
ゴート島。向こう側は Three Sister's Island |
天気も良くなってきて、滝もキレイに見えて、満足・満足〜〜 | |||
ゴート島の滝と反対側の先端 ここで川は二手に分かれて 二つの滝へと向かいます。 |
またレインボー橋を渡って カナダ側に戻ります |
ここで時間は14:30。
チェックアウト時間を16:00にしてもらっているので、先にお昼ごはんを食べてからホテルに戻ることにした。
朝、「あとで来よう」と決めていたクリフトンヒルを上ったところにあるピッツェリア、ANTICAへ。
ここは注文を受けてから生地をのばして窯で焼く。
だんなとカナダビールを飲む。だんなが飲んだカナディアンブルーという銘柄の方が美味しかった。
ピザは12インチのハワイアンピザ(パイナップルとハムと野菜が乗っている)とミニピザ(モッツァレラチーズのみ)
を頼み、娘Bがパスタが食べたいというので、トマトソースのパスタも頼んだ。
だんながビール2本、これにガーリックトーストと子供たちのジュースを合わせて、チップ込みで55CAD。
ピザはとても美味しかった。パスタはちょっと茹ですぎかな、という感じだった。
ホテルに戻り、16:00にチェックアウト。
今日宿泊するシェラトンFallsViewはカナダ滝の方にあるので、滝を見てお散歩しながら向かうことにした。
ホテル間は直線距離で1kmくらい。
クイーンビクトリア公園の遊歩道を4人でのんびり歩く。
滝と反対側から吹いてくる風は生暖かいのに、滝側から吹いてくる風はとても冷たい。
カナダ滝が近くなってきて、陽がさしてきた。
ちょうど霧の乙女号の上に虹がかかっていて、とてもキレイだった。
展望台・テーブルロックでアメリカ滝よりもさらに大迫力のカナダ滝をしばし眺める。
落ちていく水の量も勢いもすごい。音もすごい。
水はエメラルドグリーンに輝いていて、とてもきれい。
ホテルは滝からだと少し高台にある。
それも、シェラトン方面には、だいぶ戻ってぐるりと坂を登って回り込まなければ行けない。
なんで、ここに道がないんだろう?という感じなのだけれど、ここにインクライン・レイルウェイという
ただ坂を上り下りするだけの乗り物がある。
今まで約1kmも歩いてきたので、もう戻って坂を登る気力はない。
そこで、このレイルウェイに乗ることにした。
ガイドブックにはおとなひとり1CAD、こどもひとり0.5CADと載っているのに、行ってみたら
おとな2CAD、こども1CADになっている。5歳以下は無料なんだけど、3人で5CAD(約410円)って高いよ。
ただ坂を上がるだけなのに。
乗ったけど、やっぱり大したことない・・・高いよ。
レイルウェイを降りて、シェラトンは向かって左方向だったので行ってみたら、まだ歩道は工事中で
砂利道だし、オマケに、シェラトンまで抜けられる道はないし・・・で、道を引き返し、エンバシーホテルを
回り込んで、ミノルタタワーの前を通り、ようやくシェラトンにたどり着いた。
ここはFallsView(滝側)の部屋の一番低いレート199CAD++で予約していた。
SPGのプラチナアップグレードで、19階のコーナー、プレジデンシャルスイートになった。
ここのホテルにはロフトスイートというのもあるのだけれど、子供がいるとその部屋には宿泊できないらしい。
部屋に行ってみて、その眺めの良さに感動。
ソファに座って滝の眺めを堪能できるつくりになっている。
ベッドルームからも滝が見えるようになっている。
ここのホテルはエグゼクティブラウンジがあり、朝食と飲み物のサービスが受けられる。
アルコールは有料ということだった。
部屋で、滝を見ながらしばし休憩〜、と思っていたら、すっかり眠り込み、す〜が目覚めたのは
20時過ぎだった。
それでも娘たちとだんなは全然起きる気配なし。
夕暮れの滝や、そのあとライトアップされた滝の写真を撮りながら、ぼけ〜〜〜っと滝を眺めていた。
「そろそろごはん食べに行かないと、夜ごはん喰いっぱぐれるよっ!!」とだんなと娘たちを起こしたのが
23時過ぎ。
どこに食べに行くかも決めないで外に出たら、近くのステーキハウスは22時で終わり。
エンバシーの向かいにAppleBeeというレストランがあったので、見てみると、Closeは24:00となっている。
この時点で23:30を過ぎていたので、ラストオーダーの後だったらダメかな〜と思いながら聞いてみると
まだOKだというので、ここに入る。
だんなとビールを、娘たちはパイナップルジュースを飲んで、
料理はステーキとシーザーサラダ、オニオングラタンスープ、チキンフィンガーを頼む。
ここのステーキ、美味しい。
料金はチップ込みで70CAD。
食べ終わると、時間はすでに24:30くらいになっていた。
店の看板のネオンはとっくに消されていて、私たちが最後の客だった。
だいぶ冷え込んできた中、歩いてホテルに戻って、おやすみなさい。
ANTICAピッツェリア | ガーリックトースト | カナディアンビール | ピザの生地をのばしてます |
窯で焼きます | ピザ・ハワイアン | トマトソースパスタ | チェックアウト前、 部屋からの眺め |
ビクトリア公園にて | アメリカ滝 | カナダ滝 | 虹が出ています |
カナダ滝 水が落ちていくところ |
インクライン・レイルウェイ | こんなのが登り降りする | シェラトンFallsViewに到着 |
部屋は19階のコーナー プレジデンシャルスイート |
部屋に入ると左手にキッチン とテーブル,右手にバスルーム とベッドルームがあります。 |
シャワーブースと ジャグジーつきのバスタブ |
シンクとトイレ |
ベッドルーム バスルームからも入れます |
クイーンサイズ2台 | キッチン | デスクとダイニングテーブル |
ソファとテレビと、 ソファの向こうには暖炉 |
ソファからの滝の眺め | 夜になってライトアップ された滝 |
アメリカ滝もライトアップ |
虹色にライトアップされた カナダ滝とアメリカ滝 |
さ、真夜中の夜ごはん とりあえず、ビール |
チキンフィンガー | ステーキ |
シーザーサラダ | オニオングラタンスープ | すでに店のネオンは 消されていました |
ホテルまで戻ります |
5月2日(日)
起きて外を見てみると、真っ白。すごい霧がかかっている。
どうやら今日は雨。昨日霧が晴れてきたのと同じ時間になっても、全然周りが見えない。
今日は滝周辺にいても仕方なさそうなので、ナイアガラ・オン・ザ・レイクのワイナリーツアーにでも
出かけてみようかということに。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクというのは、ナイアガラフォールズから北に15kmほど行ったところにある
オンタリオ湖畔の小さな街。
この街の周辺にはワイナリーがたくさんあり、ワイナリーを結ぶ「ナイアガラワインルート」というのがある。
これらのワイナリーを何件か回り、テイスティングをしたり、製造工程やセラーを見たりできるツアーが
「ワイナリーツアー」
コンシェルジェデスクに行って聞いてみると、ホテルが契約している旅行社では今日主催のツアーは
ないらしい。
他の旅行会社に問い合わせてもらうと、おとなひとり70CAD、こどもひとり35CADだという。
ちょっと高いな・・・と思い、申し込みはしなかった。
ラウンジで朝食が食べられるようになっているので、行ってみる。
ラウンジは21Fにあり、ロフトスイートの部屋を利用して作られている。
2Fにも上がれるようになっているみたいなのだけれど、通された席は1F。
ジュース3種類(オレンジ・アップル・ラズベリー)とシリアル・パン(種類は多い)・コーヒー・紅茶・ミルクが
用意されている。
ラウンジにはパソコンが1台置いてあって、自由に使えるのだけど、なんだか操作性が悪いみたい。
だんながメールチェックをしていたけれど、「使いづらい」とか言っていた。
朝食を食べ終わっても霧は晴れない。
部屋に一度戻ってから、「どうしよう・・・」とだんなと相談。
ツアーは高いから、自分たちでタクシーでナイアガラ・オン・ザ・レイクに行くか〜、ということになった。
外に出てみると、雨はますます強くなってきている。
シェラトンの向かい側、マリオット近くの路上で客待ちをしているタクシーがいたので、運転手に声をかけてみる。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクまで30CADで行くというので、乗っていくことにした。
だんなが持っていたガイドブックを片手に「どこに行きたいんだ?」と聞いてくるので、
「街を少し歩いて、ワイナリーにも行きたい」と伝えた。
ナイアガラ川の途中のある場所で停まって、「ここが、むか〜しむかし、湖の片方が盛り上がって、滝が
はじめにできたところなんだよ」と教えてくれた。
ガイドブックにも、「1万2千年前に氷河が溶けたことでエリー湖が隆起して、流れ出した水が
ナイアガラ断層の急崖で滝になった。滝は現在の位置より11km下流にあった」と書いてあった。
しばらく行くと、運転手が「ココから向こうはオンタリオ湖だよ〜」と教えてくれた。
そして、クルマを記念碑のある場所で停めてくれた。
この場所から、オンタリオ湖を泳ぎ始めて、50km向こうにあるトロントまで泳ぎきった人の名前が書いてある。
「この中にはね〜、脚がなくて、3回も泳ぎきった女性もいるのだよ」
へ〜、すごいな。
「晴れていたら、ここからあの方向にトロントの街が見えるんだけどね」
運転手が指差す方向は重くたち込めた雨雲しか見えなかった。
それから、ナイアガラ・オン・ザ・レイクの街中を少し走ってもらう。
運転手が「ここの街はとてもタクシーが少ないから、この番号に電話して、31番のクルマを呼んでもらえば、
また私が迎えに来るよ」と名刺を差し出す。
だんなと「この雨じゃあ、外を歩くのもタイヘンそうだね。もう街は少し見たし、ワイナリーに連れて行って
もらって、そのまま帰ろうか〜」と話して、運転手にもそう伝えた。
途中、ここら辺で一番の金持ちという大邸宅の前を通ってから、PellerEstatesというワイナリーへ。
ここではテイスティングができるというので、運転手に「30分ほど待っていてもらってもいい?」
と聞いたら「いいよ、あっちの駐車場で待っててキミ達が出てくるのを見てるよ」と。
ワイナリーの受付に行ってみると、製造工程を見てからテイスティングするツアーも行っている。
時間が合わなかったので、これには参加せず。
カウンターでテイスティングをやっていたので、だんなと3グラスセットのものをひとつずつ頼む。
それと、カナダ名物のアイスワインを1グラスずつ飲んでみる。
娘たちには無料でラズベリーのジュースを1杯ずつくれた。
テイスティングのあと、メルローのワイン1本と、子供たちが飲んで気に入ったジュース、そして
アイスワインのハーフボトルを1本購入。
ちょうど30分くらい経ったので外に出ると、運転手がクルマをエントランスのところまで移動させてきてくれた。
そこから少し行くと、世界最小の教会・ウェイサイド教会がある。
クルマを停めてくれたので、中を見に行ってみる。
5人入ればいっぱいになってしまう教会。ちゃんと結婚式もできるらしい。
次に運転手がクルマを停めたのは、大きな発電所の横にある直径12mの花時計。
ここでは雨も強かったし、クルマからは降りなかった。
5kmほどナイアガラフォールズの方へ戻って、ナイアガラ川が流れを大きく変えるところにある
スパニッシュ・エアロ・カーの乗り場へ。
水が流れの向きを変えることによって、大きな渦ができている川。
その上にケーブルがかかっていて、
そこを横断するゴンドラが「スパニッシュ・エアロ・カー」。
だんなは高所恐怖症なので、これは絶対乗らない、と言っていた。
しばらく川の眺めを楽しんでからクルマに戻る。
10分ほどでホテルに到着。
料金を聞くと、60CADだという。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクまで行くだけで30CADと言っていたので、提示してきたのは往復分の料金。
たくさん観光もしてくれて、ワイナリで30分待っていてくれたので、少し多めにチップを入れて
80CAD渡した。
とても楽しく礼儀正しい運転手さんだったので、あさっての空港まで行くのもお願いした。
ラウンジでの朝食 パンの種類は豊富でした |
フルーツもたくさんあります | 部屋の窓から外を見ても 滝は全然見えません |
シェラトンFallsViewのロビー |
この近辺が滝が最初に 出来た場所だとか |
湖が近くなってきました | オンタリオ湖 | ここからトロントまでの50km 泳ぎきった人たちの碑 |
この辺で一番のお金持ちの 邸宅 |
ワイナリー PELLER ESTATES |
中に入ってみます | ワインの売り場と テイスティングカウンター |
たくさんのワインを 売っています |
棚の向こう側にはお高い アイスワインが |
テイスティングの カウンターです |
テイスティングしてみます |
外に出るとタクシーが さっと来てくれました |
ワイナリーをあとにします | 世界で一番小さい ウェイサイド教会 |
中はこんな感じです |
大きな花時計 | スパニッシュエアロカー ちょうど向こう側へ渡って しまっていました |
川は右から流れてきて、 右上の方に大きく曲がります |
この家は、ホラー映画の 撮影が行われたところ だそうです |
お昼、といってももう14時過ぎなのだけれど、ごはんを食べにホテル内のピッツェリア「LA
PIAZZA」へ。
ここでミックスピザ(好きなものをトッピングするスタイルだったので、オニオン、ピーマン、ベーコン、
パイナップルを乗せてみた)とトマトソースパスタ、ガーリックトースト、ミネストローネスープ、
チキンヌードルスープをオーダー。飲み物はビール、子供たちはジュース。
子供たちのジュースをひとつ間違えて持ってきたおにいちゃんは「いいよ、それはあげる」と。
スープとガーリックトーストとパスタが先に運ばれてきた。
他の席のテーブルを見ると、なにやら大きいスタンドつきの皿が・・・
まさか、あの皿、ピザじゃないよねえ・・・隣のインド人ファミリーの食べているピザくらいの大きさだよねえ。
運ばれてきたのは、スタンドつきのおっき〜〜い皿。
どうやら、16インチのピザを頼んでいたらしい。
当然、半分も食べられるわけなく、お持ち帰りにしてもらった。
このホテルは部屋にレンジ(英語だとMicrowave)があるので、それで温めて食べる人が多いみたい。
(昨日も夜、部屋にピザの箱を持って入っていく人を見かけた)
次のホテルにも、予約時にレンジがあることがわかっていたので、持って行くことにした。
16時にホテルをチェックアウト。
この頃には霧はだいぶ晴れてきたけれど、まだ雨は降っている。
傘をさしながら、大きな箱を抱えながら、60〜70mくらい歩いて道を渡ったところにある次の宿泊先の
「Embassy Suitesホテル」へ。
ここのホテルのファミリーパッケージの2nightパッケージ、部屋のタイプはジュニアプレジデンシャルスイート
を予約していた。
2泊分の宿泊料、2回分の朝食(全員分)、45CAD分のディナー券(このホテルのレストランと、
隣のマリオットのレストランで使える)、マネージャーレセプション(アルコールドリンク2杯/1泊とスナック無料)、
9Fでのゲームルームでのゲームトークン6枚、リストから選ぶアトラクションと送迎
が含まれて569.9CAD++
チェックインの時のスタッフの対応は機械的。
キーを受け取って部屋に行ってみると、「窓拭き掃除のお知らせ」のレターに「HiltonFamily」とヒルトンのロゴが
印刷してある。もしかして、ポイントとかつくのかな?
チェックインのときに、アトラクションのリストをもらっていたので、その中からマジックショーに行こうと思い、
その申し込みとヒルトンHHonorsのポイントの件を確認しにレセプションに行く。
HHonorsのカードを出すと、「ああ、これね、名前でわかるから大丈夫だよ」と言うので、ホント?という顔を
していたらカードを受け取ってNoを入力していた。本当にポイントがつくのかなあ?
アトラクションの件は、ツアーデスクに行くように言われたので、フロント横のツアーデスクへ。
アトラクションのリストを示して、「これに行きたいんだけど」と言うと、「あ〜、これね、1週間くらい前に
この特典はなくなったんだよ」とさらっと言われる。
だって、この特典が含まれた宿泊料金なんでしょ。
それに、この件についてはメールも何も来ていない。
「どうすりゃいいの?」と聞いたら、「この券をあげるから、無料のシャトルでクリフトン・ヒルへ行ってくれ」
と2つのホラーハウスのチケットそれぞれ4人分差し出してきた。
クリフトンヒルでは、お化け屋敷(ドラキュラとかエクソシストみたいのとか)がたくさんあって、娘Bはそれの
前を通るのがイヤで泣いていたくらいなのに、そんなのに行けるはずがない。
「娘が怖がって入らないから、行けないよ」と言うと、対応してたおにいちゃんがフロントへ話をしに行った。
戻ってくると、「このアトラクションに行けなかった分は、チェックアウトのときに40CADディスカウントする」
というので、それでOKにした。予約フォームを印刷した紙に「ディスカウントする」って書いてもらったけど
40$って書いてくれていない。大丈夫なのかな?
ホラーハウスのチケットはそのままくれるというので、もらっておいた(使っていないので、もし
ナイアガラフォールズのクリフトンヒルに行く方がいたら、差し上げます(有効期限は書いていない))
部屋に戻って、滝の眺めを堪能していたら、だんなも娘たちも寝てしまった。
時間は17時半。
だんなに「ひとりでお散歩してきてもいい?」と聞いたら、寝ぼけながら「危ないから、ダメ」と言う。
仕方ないので、ひとりでCNNを見て過ごす。
イラクよりは安全だと思うけど?と思いながらも、ひとりで外出することはやめておいた。
つまらん〜、つまらん〜〜、早く起きてよぉ〜・・・と何度も起こしてみるけど、娘たちは爆睡。
滝を見ていたら、す〜もいつの間にか眠っていた。
はっ、と気がついたら、時間は22時半。
あ〜、昨日行こうと思っていたステーキハウス、終わっちゃってるし。
23時前にみんなで夜の滝を間近で見ようとお散歩に出る。
外に出てみると、ものすごく寒い。
こりゃ〜ダウンジャケットくらい必要な寒さでしょ。あとで天気予報の番組見てみたら、2℃くらいだったみたい。
ここは滝よりだいぶ高台になっているので、風も強く、より一層身を切るような寒さ。
ぶるぶる震えながら、手袋もしてない手をポケットにつっこんだり、こすり合わせてみたりしながら、
ホリデーインの前の道を回りこんで滝のほうに下っていく。
ホリデーイン横はスカイロンタワーがある。高さ160mタワーの外側にエレベータがあり、それを見ただんなは
「絶対、あれには乗らない」と言っていた。
エンバシーからホリデーインの間の一角は、新しいカジノを作るので、敷地内も道も工事中。
それにしても、工事機材や看板は出しっぱなし。歩くのにも歩道のタイル貼りが途中でやめられていたりして
危ない。日本だったら、工事責任者が呼ばれて「整理整頓が出来てない、不安全だ」と怒られること間違いなし、
って感じの現場なのだが・・・
工事中の道を下ってテーブルロックまで出てみると、滝の水しぶきがすごい。
霧雨のようになっている。
滝のライトアップは24時までなので、まだライトアップされている。
ライトアップには大きな大きなライトを使っている。霧でその光の筋が良く見える。
薄暗い闇の中を落ちていく滝は、昼間とは違ってまた迫力がある。
もっと見ていたかったのだけど、手の感覚がなくなりそうな寒さと「もう帰ろうよ〜〜〜」という
娘たちの声に負けて、滝をあとにする。
家族4人ともあまり空腹は感じていなかったのだけど、温かい飲み物が飲みたいので、
坂の上にあるデニーズに入る。
スープはチキンヌードルスープしかないと言われたので、それをふたつ頼む。
あとは、チキンフィンガーと海老のフライ、飲み物は娘たちがホットチョコレート、す〜は紅茶、
だんなは「寒い寒い」と歩いてきたくせに、なぜかビール。
のんびりと体を温めるようにスープを飲んで、ちょっと小腹を満たしてから店を出る。
ホテルに戻って、娘たちのソファベッドを用意して(簡単な組み立て式)子供たちを寝かせて、
だんなと、NWソウル便でいただいたシャンパーニュを開けて、ライトアップが終わったあとの滝を見ながら
ほろ酔い気分の夜は更けていく・・・おやすみなさい。
部屋に戻って外を見ると だいぶ霧は晴れていた |
ピザを食べに ホテル内のピッツェリアへ |
ミネストローネスープ | チキンヌードルスープ |
ガーリックトースト | ピザ・・・大きい | ホントに大きい | 結局お持ち帰り |
パスタも美味しい | Embassy Suitesレセプション | ロビーの天井 | 部屋、リビング |
ソファ、右側はソファベッド | ジャグジーのバスタブ 深くてなかなか良い |
ベッドと、その向こうに 作り物の暖炉 |
カナダ滝が間近に見えます |
みんなが寝ている間に 夜になっていました |
アメリカ滝も見えます | 夜の滝を見に行きます 途中のスカイロンタワー |
アメリカ滝 |
ライトアップの色が 変わりました |
カナダ滝 ちょっと遠目から |
こんなライトで 照らしています |
カナダ滝 横から |
デニーズで、スープ | 海老のフライ | チキンフィンガー | シャンパーニュ Perrier Jouet |
5月3日(月)
今日はすごくいい天気。
8時に起きてからすぐ、ジャグジーのお風呂に入ってシャワーを浴びる。
ホテル1FにあるTGI Fridayというレストランでブッフェの朝食が食べられる。
行ってみると、すごい人。
何とかテーブルについたのだけど、窓から遠い朝日の当たらない場所。
パン、パンケーキ、ワッフル、ベーコンやソーセージ、ポテト、フルーツ、その場で焼いてくれるオムレツ。
ジュースはディスペンサーから自分で入れるようになっていて、コーラやサイダーの炭酸系から、
オレンジ・アップル・クランベリーの果汁系までいろいろ揃っている。
コーヒー、紅茶もセルフで入れるようになっている。
テーブルにケチャップが置いてあるので、オムレツには好きなだけケチャップがかけられる。
す〜はあまり卵が好きではないのだけれど、ここのオムレツはまあまあ美味しい。
部屋に戻って、少し休んだあと、11時少し前に外に出る。
今日はジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズという、滝の裏側を見たり、滝の真横のテラスから滝を見たり
できるというアトラクションに行くことにした。
またぐるっと歩いていくのは疲れるので、今日はあの運賃のお高い「登ったり降りたりするだけの電車・
インクラインレイルウェイ」に乗ることにした。
のりばはホテルからすぐのところ。
下まで降りて道を渡ると、テーブルロックコンプレックスの建物があり、その中に
ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズの入口とチケットブースがある。
チケットはおとな2人、こども1人分で21USD。
(カナダドルだと、28CADくらいなのだが、帰りのタクシー代のためにカナダドルを残しておきたかったので、
手持ちのUSドルで支払った。ナイアガラフォールズではほとんどの店やレストランでどちらの紙幣も利用可で
レストランのメニューには併記されているものが多い。
ただし、CAD⇔USDの換算レートは店によって若干差があるみたい)
入口から少し行くと、階段があり、階段を下りたところにエレベータがある。
エレベータに乗って下まで行くと、黄色いポンチョが配られる。
ガイドなどはいないので、このポンチョを着てからみんな勝手にトンネルの中を進んでいく。
トンネルの正面は、滝の横のテラスになっている。
まず最初に、正面向かって右手にのびているトンネルを進む。
しばらく行くと、左に行くトンネルがあるので、そこを曲がってみる。
すると、ド〜〜ッという音とともに、くもりガラスのような滝の裏側が・・・。
う〜ん・・・こんなものか、滝の裏側。
「Danger(キケン)」のプレートと柵がある。簡単に乗り越えられる柵なのだが、こんなとこ乗り越えて
向こうに行こうと思う人なんていないのでは?ホント、落ちたら危ないよ、きっと。
再度もとの道まで戻って、さらに先に進むと、今度は突き当たったところで左に行くトンネルがある。
ここを曲がると、景色はさっきと同じ「くもりガラスのような滝の裏側」
ここから、エレベータの方向にずっと戻って、今度はエレベータから見て正面にあるテラスへ。
テラスは、歩いていってそのまま出られる、2階部分と、階段を少し下りたところにある1階部分がある。
まず1階部分に行ってみる。
すっご〜〜〜い。
カナダ滝の真横!ものすごい迫力。
ほんの10m先に滝の水が落ちている。
風が吹くと、ものすごい水しぶきが飛んでくる。
水が空気を押しているみたいな感じ。気分は台風レポーター。
しばらく滝と周りの眺めを楽しんだあと、2F部分に行ってみる。
2F部分の眺めはあまり良くない。
再びエレベータに乗って、上へ。
滝の裏側と横を見られるツアー、オススメである。
テーブルロックコンプレックスの建物内にあるお土産やさんを見て回る。
娘A、BがナイアガラフォールズのTシャツが欲しいというので、買う。
あとは会社へのお土産を。
外に出て、カナダ滝の眺めを楽しみながら、アメリカ滝の方向に歩いて、クイーンビクトリア公園の
ライトアップのライトがある要塞のような建物の横を通って、昨日の夜ホテルへ戻った道を再び歩く。
お昼をすでに過ぎていたので、昼食をどうするかだんなと相談。
昨日お持ち帰りしたピザが部屋の冷蔵庫で保存してあったので、これを食べないといけないな〜
ということになったので、昨日ワイナリーで買ったワインとジュースを飲みながら、ピザをレンジで
温めて食べようということにした。
1日経っていたけど、レンジで温めると、まるで作りたてのような美味しさだった。
ワインもなかなか美味しい。
満腹になって、みんなまた寝てしまう。
おお〜い、出かけないの?と思いつつ、す〜もまた、滝を見ながら気持ちよくお昼寝してしまった。
朝・・・今日はいい天気 | 朝食会場のTGI Friday | だいぶ陽が高くなりました | 水がキラキラしています |
今日は暖かそう | インクライン・レイルウェイで テーブルロックまで下ります |
テーブルロックコンプレックス の建物 |
ジャーニー・ビハインド・ザ フォールズのチケット売り場 |
チケットです | ポンチョを配っているおじさん | こんなトンネルを進みます | トンネルについて 書かれた看板 |
DANGER、って・・・ そうだろうなあ、この先は→ |
こんな感じだし。 向こう側は滝 |
滝の横のテラスに出ました | すごい迫力です |
滝を背にすると、こんな 感じの景色です |
テラスの2F部分はこんな感じ | 滝について書かれた看板 | 高さがどのくらいか 書いてあります |
霧の乙女号が行きます | テーブルロックコンプレックス お土産やさん |
テーブルロックの碑 | カナダ滝、間近で見るのは 見納めかな |
この要塞みたいなのは、 何かな〜? |
滝を照らすライト | 要塞の横にはこんな ステージがありました |
工事中の道 フツー、通行止めにしないかな |
カジノのところはこんな感じ | ワイナリで買ってきた ジュースとワイン |
ヴィンテージ2001の メルローです |
テーブルからの眺めも なかなか・・・ |
だんなとす〜が起きたのは17時近く。
17時過ぎになって、「マネージャーレセプション(アルコールドリンク2杯/1泊とスナック無料)」に
行かないと、チケットが無駄になってしまうので、娘たちを起こす。
ホテル9Fのバンケットでその催しは行われていた。17:30〜19:30まで開催。
入口でスタッフにチケットを提示する。
「昨日、来てないのだけれど、2枚つかってもいい?」と聞いたら、OKとのこと。
奥のテーブルにスタッフが3人ほどいて、アルコールのサービスをしてくれる。
右の壁側に野菜スティック、ポテトチップ、スナックが用意されている。野菜は絹さや、セロリ、にんじん、
ミニトマトがあって、サワークリームのディップがある。
だんなとす〜はビールとカクテルを1杯ずつ飲む。
娘たちのノンアルコールドリンクは無料だった。
サーヴしてくれるスタッフのところにチップを入れる入れ物があるので、1$入れておいた。
他の人はあまり入れてなかったみたいだけれど。
1時間ほどのんびりとおしゃべりしながら飲んで、そのあと同じ9Fにあるゲームコーナーへ。
うう〜む、温泉宿のゲームセンターといった感じ。
パックマンとかスペースインベーダなんて古いゲームもある。
ここのゲームに使えるトークンを6枚もらっていたので、みんなでホッケーゲームをする。
す〜と娘たちは初めてやったのだけど、なかなか楽しい〜。
他に、だんながインベーダとパックマンをやって、娘Aがピンボールをやっていた。
部屋に戻り、夕飯をどうするか話していたのだけれど、さっきのスナックであまりおなかはすいていない。
でも、このままだとまた食べそびれるので、少し休んでから、宿泊料に含まれている45CAD分のディナー券を
使うべく隣のマリオットホテルのTerrapinGRILLEに行くことにした。
ここは、このホテルのメインレストラン。値段もちょっとお高め。
あまりおなかがすいていないので、キッズメニューからパスタを1皿と、だんなとコースメニューをひとつ頼んで
家族でシェアすることにした。
コースの前菜はエスカルゴ、スープはビーフのスープ、メインはロブスターとフィレステーキ。
デザートにはラズベリーのシャーベット・シャンパーニュかけ。
ワインはカナディアンワインをデキャンタで頼む。
サーヴしてくれたスタッフのジュリアロバーツ似の女性、ちょうど同じ年頃の娘さんがいるということで、
とても親切に対応してくれる。
シェアしたいと言ったので、全て料理を二つのお皿に分けて持ってきてくれた。
娘たちにはバニラアイスクリームをサービスしてくれた。
ディナー券の分45CADを引いて、チップ込みで210CAD。
の〜んびり食事をしていたので、食事を終えたら、時間はすでに22:30だった。
部屋に戻り、娘たちを寝かせてから少し荷造りする。
明日は帰国・・・
楽しい時間は過ぎていくのが早いな〜、おやすみなさい。
お昼寝〜 | また天気があやしく なってきました |
ホテル42Fの廊下の窓から オンタリオ湖方面を見たところ |
マネージャーレセプション |
ビールを飲んでみる | スナックや野菜スティック | ゲームコーナーで遊ぶ | 懐かしいnamucoのゲーム |
夕暮れ・・・って、すでに 20時過ぎ |
マリオットホテル内 Terrapinグリル |
ビーフのスープ | エスカルゴ |
キッズメニューのパスタ | デザート | メイン、ロブスターとステーキ | ナイアガラフォールズ 最後の夜 |
5月4日(火)〜5日(水)
昨夜、9Fにあるプールを見て娘たちが入りたがったので、朝6時に起きられたら連れて行ってあげると
約束していた。
そしたら、娘Aがお約束どおり6時に起こしに来た。
眠いよ〜・・・と思いつつ、嘘つき親になってはいかん!と思い、6時半からプールへ。
す〜は水着になったものの、やっぱり眠いので、だんなに娘たちを任せてデッキチェアで寝転んでいた。
7時半を過ぎたので、プールから上がる。
部屋でジャグジーのお風呂に入って、シャワーを浴びてから朝食を食べに行く。
昨日と同じTGI Fridayレストラン。
今日はちゃんと朝日の当たる席、オムレツを焼いてくれるスタッフの近くにした。
9時半近くになったので、部屋に行き、荷物をまとめる。
9時45分に部屋を出て、チェックアウト。
アトラクション券のディスカウントは20CADだという。
「40って聞いたんだけど」と言ったのだけど、おとといちゃんと書いてもらっていなかったのでダメだった。
それから前日部屋に届いていたフォリオにはバレットパーキング2日分が加算されていたので
それもちゃんと引いてもらう・・・チェックインの時に「NoCar」ってスタッフが確認しているのに。
最終的にはちゃんとした請求になったみたいで、帰国後カードの引き落とし金額も間違っていなかったので
良しとするけれど、レセプションスタッフの質はイマイチかな。
おととい頼んでおいたタクシーの運転手がロビーまで迎えに来てくれていた。
約束の時間は10時。10分前に来てくれた。
バッファロー空港までは75CAD。
飛行機の時間が13時だというと、「何でそんなに早いんだ?」と言われる。
よくよく考えたら、デトロイトまでは国内線なんだっけ。
「アメリカ滝の観光はしたか?」と聞いてきたので「したよ」というと、少し残念そう。
時間があるので案内をしたかったみたい。
カナダでは旅行者には7%の連邦消費税を還付してくれる。
実はす〜はガイドブックをよく読んでいなかったので、シェラトンFallsViewのチェックアウトの時、
日本人スタッフに教えてもらって初めて知った。
還付が受けられるのは、宿泊料と物品にかかった料金の税金。
飲食にかかった分は還付の対象外。
帰国してからでも手続きができるとガイドブックに書いてあるが、帰国前にカナダ国内の免税店で還付が
受けられる。
空路での出国だと、空港の税関で還付が受けられる。
ナイアガラフォールズは、レインボー橋の手前すぐ横に免税店があるので、ここで還付を受けられる。
運転手に免税店に寄ってもらい、還付手続きをする。
店の奥、コンピューターの前におじさんが一人座っていて、その人にレシート類を渡す。
飲食のレシートは「これは、ダメ〜」と言って返される。
パスポートを提示して、ここから何で出国するのか(す〜の場合はタクシー)を伝える。
それから金額を計算して、金額がプリントされた用紙にサインをし、その用紙を免税店のレジに持っていって
お金を受け取る。
ここで注意しておきたいのがレシート。
原本を提出してしまうことになるので、手元に控えが残らない。
カードの引き落とし確認ができない〜、とす〜はここで初めて気がつくことになったので、
これから行く人はちゃんと金額をメモしておくかレシートのコピーを取っておくことをオススメする。
ふたたびタクシーに乗って、国境を越える。
アメリカ入国の際、女性の入国審査官にものすごくたくさん質問される。
「ナイアガラフォールズだけに滞在したの?4泊もしたの?どうしてそんなに長いの?
何か持ち込んだものはない?・・・」
滝だけ見に来て長い時間過ごしたらいけないの??
商売人だと思われたのかな?
タクシーの運転手も「ありゃ、イヤなヤツだ」と言っていた。
しばらく走っていると運転手が「そろそろ、私の友人がここら辺で飛んでいるはずだ」と言う。
だんなと私は友人がパラグライダーでもしているのかと思っていた。
運転手がクルマを路肩に停めて、木を指差す。
だんなはすぐ気付いたのだけど、す〜は全然気付かなかった。
そこにはレッドチェストなんちゃら、という胸の部分が赤い鳥がいた。
す〜が気付いたらすぐ飛び立ってしまったので写真は撮れなかった。
いつも、道の反対側の木にはメスがいて、2羽は夫婦だとか。
そんな話をしながら、30分ほど走って、クルマはバッファロー空港に到着。
チップ込みで90CAD渡す。
ありがとう、運転手のブルースさん、とっても楽しかったです。
NWのセルフサービスチェックイン機でチェックイン。
セキュリティチェックを受けたあと、ゲートへ。
まだ1時間近くあるので、隣のスナックコーナーでスープを飲む。
ここのスープは美味しかった。
だんなは相変わらずビールを飲んでいる。
12:45になって搭乗が始まった。
今日も国内線はファーストクラスだった。
飛び立って少しすると、右手遠くにナイアガラの水煙が見えた。
さようなら〜、ナイアガラフォールズ。
しばらくして機内サービスが始まって、頼んだブラッディメアリーはめちゃくちゃホット・・・
どれだけタバスコ入れたんだか、という味だった。
デトロイトまでは1時間ほどのフライト。
デトロイトでの待ち時間は約1時間。
ラウンジに行って、ビールを少し飲んでから、成田行きの便に搭乗する。
ゲート反対側にウェスティンホテル発見。
だんなに「こんど、ここまで来て、ここで1泊して、ここからアムステルダム行きの便でヨーロッパ行こう」
と言ったら「成田から直接ヨーロッパ飛べばいいだろ〜」と言われた。
・・・確かに。
バルクの席を取っていたのだけれど、やっぱり肘掛けが上がらないのは、小さい子連れには不向きかも。
映画はジュリアロバーツの「モナリザの微笑」だったかなんだったか、をやっていたので見る。
面白かった。
娘Bはピーターパン(実写版)を見ていた。
だんなと娘Aはほとんど寝ていた。
あまりにも寝られなくてヒマだったので、行きに買っておいた本や雑誌を読みまくって、ようやく成田に到着。
機内に預けた荷物はなく、電車で帰るので、さっさと入国を済ませ、京成ホームへ。
着陸してから30分後には京成特急に乗っていた。
地元の駅近くの海鮮居酒屋で思いっきり刺身や寿司を食べてから帰宅。
間もなく夜明け | 朝日が出てきました | プールに行きます | だんなと娘たちだけ泳ぎます |
朝食・オムレツのコーナー | なかなか美味しいです | ミノルタタワー、コニカミノルタ になったので看板かけ換え |
ソファベッドはこんな感じ でした(撮るの忘れてた) |
ホテルエントランス | タクシーは約束どおり 来てくれました |
ニューヨーク州に入ります | アメリカ側ではこんな気球に 乗って滝を見るアトラクションも |
運転手、ブルースさん どうもありがとう |
チェックインします | この向こうがセキュリティ チェックになってます |
空港の竣工碑 |
21番ゲートから出発です | ビールとスープ | バッファロー空港 | デトロイト、成田行き搭乗 |
ゲートの反対側には ウェスティンホテル |
機内食、ビーフ・・・ | チキン?? | いつも同じチャーシュー入り 焼飯・・・とてもマズイ |
次は、暖かいところに行きたい・・・
だんなは「暑いところに行きたい」らしい。
おしまい〜